プログラム名:(APS) 現代社会論-〈共生〉について考える
担当教員: 清家 久美
プログラムに参加しようと思った理由
専門演習(ゼミ)で積み重ねている学びを、より深いものにしたいと考えたためです。私は普段、「哲学者イマニュエル・カントにおける美とは何か」というテーマで卒論を執筆するために、清家先生のゼミで研究を続けていますが、プロジェクト研究では「問いを磨く」能力が養えるという先生からのお言葉がありました。卒論を執筆する上での問いを立て、磨く力も勿論ですが、これからの人生で出会う様々な問題にも鋭く問いを立て、磨いていきたいと思い、このプログラムに応募しました。
プログラムを通じて成長できたこと
現地での授業や実習作業を経て、まず「共生」ということについて深く考えることができました。また、文献や論文からではなく、実地での長き経験に基づいた講師の方の言葉から「共生」を考えることになるため、学部での学修とは異なる「生きた経験」ができましたし、この経験が学部での学修において扱う様々な抽象的事柄を、具体として考えられるようになりました。この力が「問いを磨く」ことにも繋がっていると考えます。
プログラムに興味を持っている学生の皆さんへのメッセージ
専門演習でどんな分野を研究されている方でも、必ずご自分の身の糧となる時間を過ごせるプログラムだと思います。また講師の方の厚い経験から語られる言葉を現地で聞くことで、自分の研究だけでなく、生き方のようなものすら見つめ直す機会をおのずと与えられることになると思います。このプロジェクト研究を受講することで、あなたの可能性をより拓くことができると確信しています。