プログラム名:(ST)サステナブルタウン・北海道ニセコ町に学ぶ
担当教員: 吉澤 清良
プログラムに参加しようと思った理由
私はまちづくりや地方行政に興味を持っていましたが、入学したての頃はあまり知識がありませんでした。そうした中、今回参加したフィールド・スタディ「サステナブルタウン・北海道ニセコ町に学ぶ」は、行政や観光協会といった関係者に、まちづくりの大変さや、特に私自身が関心を持っている住民理解醸成のあり方など、直に聞けるよい機会だと思い、応募しました。また、その分野での先進地として知られるニセコ町は、実際にはどのような町なのか、自分の目で確かめたいと思い参加しました。
プログラムを通じて成長できたこと
ニセコ町はスノーリゾート地して広く国内外に知られており、冬季には世界中から多くの旅行者が訪れますが、一方で、「夏場の宿泊者の低迷」という課題も抱えています。私たちは事前授業でその改善策を考え、現地では観光関係者はもちろん、観光客にも積極的にお話を伺うなど、座学で行われる授業よりもより主体的に取り組むことができました。また、フィールド・スタディは通常科目より少人数で行われることもあって、疑問に思ったことをすぐに教授に尋ねたり、受講生同士で考えるといった環境で学修することができます。事後授業でも、現地での視察やヒアリング結果をもとにより深く掘り下げて考察する力を養うことができました。
プログラムに興味を持っている学生の皆さんへのメッセージ
フィールド・スタディは、実際に現地に足を運び、自分の目で見て、自分の耳で聞き、地域を体感することができるので、自分自身の興味を広げ、また深めることができると思います。現地実習中、疑問に思ったことは自分で調べたり、教授や他の受講者、また、現地の方々に尋ねるなどしてて、自分の考えを磨くことができます。ST学部のプログラムではありましたが、ST以外の学部生や上級生も参加していたため、実習では様々なアドバイスを頂くことができ、とても刺激になりました。ともに受講したメンバーとは今でも仲良くしており、キャンパス内で逢うとよく話をします。ST生はオフキャンパス・プログラム科目の履修が必修ですので、興味がある分野や挑戦してみたい分野のフィールド・スタディに参加することをぜひお勧めします。