応募しようと思った理由
小さい頃にベトナムに住んでいたこともあり、ベトナムには愛着や親しみがありました。それもあり、“ベトナムと日本の架け橋になる”というスローガンに惹かれ、入学の時からこのプログラムに参加したいと思っていました。さらにSENDプログラムの特徴である“現地の生活に1カ月どっぷりつかれる”ということにも魅了され、「旅行では経験できないことをしたい!」と思い、応募を決めました。
プログラムを通して成長できたこと
「ぶっつけ本番でも、失敗してもいいからとりあえずやってみよう」というマインドができたことです。それを作った経験のひとつは、ベトナムの学生さんたちの前で授業を担当したことです。やるしかないという状況になると、気持ちに関わらずチャレンジができるため、少し自分の度胸がついたかなと感じます。
そして、もう1つはホームステイの経験から成長できたことです。ベトナムでの生活は日本に住んでいるときよりも不便だなと感じることが多々あったのですが、“そこでの生活を1つ1つ経験だと思い、受け入れながら過ごそう”という気持ちで過ごしたため、すぐに生活になじんでいきました。この経験を経て、1カ月ではあるものの異国の土地での生活もなんとかやっていけるという自信がつきました。
プログラムに興味を持っている学生へのメッセージ
わたしがSENDに参加してよかったと心の底から感じた瞬間は、ベトナムの学生さんと同じ時間を過ごしていた時です。彼らとの時間は私の中で大切な思い出になっており、大好きなベトナムに、“また会いに行きたい”と思える人たちができました。加えて、日本語を教えることは自分が楽しいと感じることの1つだと気づきました。日本語学習サポートが自分自身の興味を持つテーマになり、今後そのアンテナに引っかかることがあれば挑戦していきたいです。具体的には、技能実習生の方の日本語サポートを行う非営利団体「Youme Project」への参加やSALC(言語自習学習センター)のPA (Peer Advisors)、日本語のTA(Teaching Assistant)という立場で日本語学習の手助けをしていけたらと思っています。