応募しようと思った理由
私がSENDプログラムに参加しようと思ったきっかけは、APU生以外の国際学生はどのような価値観を持っているのかを知りたいと思ったことでした。APUに在籍している国際生は、もちろん私たちとは異なったバックグラウンドを持っており、考え方も異なるでしょう。しかし、同じように海外志向を持っているという共通の部分があります。私は同世代の全く違う価値観の人々のことを知りたいと考えていました。その点においてSENDプログラムは日本語授業のサポートを行うプログラムであり、私にうってつけだと考え、参加を志望しました。
プログラムを通して成長できたこと
プログラムを通して最も成長できたことは「積極性」です。APUでの活動でもAPU BUDDY(APUへ留学している交換留学生のサポートを行う学生団体)など、常日頃から積極的に行動しています。しかし、今回はベトナムという英語が話せる人が少ない環境に飛び込みました。とにかくこの1ヶ月という短い期間を有効活用しようと考え、良い意味で「YESマン」になることを意識し、派遣先のベトナム人学生や先生の誘いには全て「YES」で返しました。また、「コミュニケーションスキル」も伸ばす事ができたと考えています。ベトナムの方々はお互いのことを常に気にかけているという印象を持ち、自分から何も言わなければ何かあったのかと心配されることもありました。このため、普段から自分を周りに発信している私ですが、普段よりもさらに自分のことを相手に伝えていき、相手のことも気にかけるように意識しました。「積極性」と「コミュニケーションスキル」を磨いた事により、常に新しいことを学ぶことができ、充実した1ヶ月間を過ごすことができました。
プログラムに興味を持っている学生へのメッセージ
SENDプログラムは、普段関わることのできない人々と関わる事ができるプログラムです。その活動の中では楽しいことばかりではないかもしれません。実際に日本語の授業に関わる中で、何度か壁にぶつかることもありました。私の場合、ベトナムの方々とのコミュニケーションは難なくこなせました。しかし、グループメンバーとはなかなかうまくいきませんでした。メンバーの中には、問題を抱えていてもそれを他のメンバーに打ち明けることに躊躇する人もいました。そこで私は一方的に聞くだけではなく、自分が悩んでいることなども相談し、話しやすい環境を作ることで、この問題を改善しました。APUは自分とは全く異なった人々と関われる恵まれた環境ですが、SENDではまた一味違った“世界”を観られると私は確信しています。SENDプログラムに参加してぜひ多くのことを学んできてください。応援しています。