自分の派遣先国・大学だからこそ出来た経験
初めて食べる味、見たこともない建物、耳慣れないことば。APUからモロッコへの初めての交換留学生だったからこそ、たくさんの初めてを経験することができました。特に、現地の日本語学習者を対象とした日本語教師のボランティア活動では、出会いや発見を通して多くのことを学びました。私は、学生と日本語話者が文通を介してお互いの文化やことばを学ぶことを目的とするクラブを企画・運営していました。文通をするにあたり、必要となる文法事項や文化に関する背景知識など、万全の準備を整えてクラブに臨んでいても、予想外の視点から質問が飛んでくる、文化圏の違いにより生まれる疑問を投げかけられるなど、常に考えさせられることばかりでした。日本語話者の方々の募集に関しても、友人の友人、そのまた友人と、世界中に住むたくさんの方が文通をしたい!と募ってくださったおかげで、モロッコを少しだけ近くに感じてもらえるきっかけを作ることができたと考えています。ボランティア活動を通し、現地の日本語学習者だけでなく、世界中に住む日本語話者の方々とも交流を深められたことは、わたしの人生の中でも有数の宝物だと感じています。
これから海外交換留学に参加する学生へひとこと
あなたはいま、どんな留学生活を夢に描いていますか?留学先には、その想像をはるかに超える景色が広がっていることでしょう。笑って、泣いて、悩んで、楽しむ。そんな日々を生きることで、あなたはもっと大きく成長できるはずです。あなたが一番輝くことができる留学先で、夢を、わくわくを、経験に変えてみませんか?