自分の派遣先国・大学だからこそ出来た経験
私が韓国を選んだ主な理由の一つは「韓国の物価が安い」ということでした。交換留学をしたい場合、ヨーロッパやアメリカは生活費が高すぎるのではないかと心配する学生もいると思います。韓国では日本と同程度もしくは少し安い生活費で暮らすことができるので、その点では良いかもしれません。漢陽大学は韓国トップの大学の一つであり、学生たちは非常に知的で、勉強をもっと頑張ろうというやる気を起こさせてくれます。さらに、科目は多様性に富んでおり、興味深く、勉強のしがいがあります。地下鉄駅が大学直通のため、交通もとても便利ですし、キャンパス外の寮や賃貸物件も近くにたくさんあります。キャンパス内はかなり坂道が多いですが、良い運動になると思いました。何よりも漢陽大学は留学生のサポートが手厚く、健康診断から携帯の契約まで様々なサポートをしてくれたので、私は交換留学期間中にほとんど苦労をしませんでした。また、ヘルプデスクの方々もいつでもすぐに対応してくださり、漢陽大学における私の交換留学生活は快適なものでした。
これから海外交換留学に参加する学生へひとこと
交換留学中の生活を最大限に楽しむための秘訣は、派遣先の国を受け入れる心の準備をするということです。派遣先大学で出会った多くの留学生とは異なり、私は交換留学生のいない学生クラブに参加し、クラブのみんなと韓国語でコミュニケーションを取りました。そのクラブに所属する学生たちはみんな非常に優秀で、英語も上手でしたが、どんどん韓国語を話すようにと私を励ましてくれたのでとても助かりました。人見知りで韓国人の友人を作る自信がない方もいると思いますが、漢陽大学には多くの留学生がいるので、世界中の人々と繋がることができます。(新入生の歓迎会を見逃さないように!)また、私は事前に単位を計算し、留学出発前に、APU卒業に必要な単位数を取得しました。そのおかけで、交換留学期間中にあまり多くの単位を取得する必要はなかったので、時間に余裕を持って活動し、韓国の国と人々について楽しみながら学ぶことが出来ました。
