応募しようと思った理由
言語を学ぶためだけでなく、調査や研究のための海外研修にも参加してみたかったので、このプログラムに応募しました。語学にはあまり自信がなかったのですが、今後国際学生とのグループワークなどでも積極的に発言できるようになりたいと思い、これまで挑戦したことのないことにチャレンジすることにしました。
このプログラムは特に高校の修学旅行のようなものとは異なり、食事や宿泊先まで自分たちで考えて行動する必要があるため、その点も魅力的だと思いました。
プログラムを通じて成長できたこと
私のグループには韓国語学習の経験者がいなかったので、言語以外の面でコミュニケーション能力が身につきました。相手が何を言っているのか分からなくても、話を聞こうとする姿勢さえあれば、身振りや表情でどんなことを伝えたいのかなんとなく理解できるようになりました。また、意外な成長として、現地で英語を話せる人を見つけた時に、これまで苦手意識を持っていた英語に対して「これなら話せる!」と自信を持って話せるようになっていたことがあります。
さらに、韓国の方々に対して自分が無意識に偏見を持ってしまっていたことにも気づくことができました。実は実習に行く前は、「韓国の人は反日的で、日本人だから何か嫌な思いをするのではないか」と不安でした。しかし、実際にはほとんどの方が私たちを日本人としてではなく、一人の人間として親切に接してくれました。この経験を通して、今後さまざまな国籍や背景を持つ人々と出会う中で、私自身も偏見を持たず、一人ひとりを尊重して接していきたいと思うようになりました。
プログラムに興味を持っている学生の皆さんへのメッセージ
英語や韓国語など、語学に自信がない人にこそ、ぜひ参加してほしいプログラムです!
このプログラムは、初めての経験や「自分ではできそうにないこと」と感じることがたくさんありますが、入学してすぐに参加することで、挑戦することへの抵抗がなくなり、自信につながるのでおすすめです。
また、グループワークに不安がある方も、FIRSTでは実習中だけでなく、事前授業や事後授業も丁寧に行われるため、安心して取り組めると思います。APUでの最初の第一歩として、ぜひFIRSTに参加してみてください。

