寄付活用のご報告
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【支援を受けたプロジェクト】学生のアクション支援
この度は、私たちの挑戦に対し温かいご寄付をお寄せいただき、誠にありがとうございました。皆さまからのご支援により、私たちは立命館アジア太平洋大学(APU)の学生チーム「Onsen2Tamago」として、コーネル大学 新興国市場研究所主催 コーニング・ケース・コンペティション 2025に参加し、貴重な学びと成果を得ることができました。
本大会は、持続可能性や社会的インパクト、戦略的意思決定をテーマに、新興国が直面する現実的かつ複雑なビジネスや政策課題に取り組む、世界有数の国際ケースコンペティションです。2025年大会には、世界21か国・79大学から1,341名が参加し、294チームが出場するなど、過去最大規模かつ非常に競争の激しい大会となりました。
そのような環境の中、私たちOnsen2Tamagoチームは複数の選考ラウンドを勝ち抜き、最終的に総合3位を獲得することができました。前年にAPUが2位を獲得していた実績に続き、本大会で2年連続のトップ3入賞を果たすことができたことは、参加者数が大幅に増加した年においても高い成果を維持できたことを意味しており、APUコミュニティの国際的な競争力と実践的な学びの強さを示すものだと感じています。
本年度のケースでは、南アフリカを拠点とする架空のワクチン製造企業を想定し、「必要とする人々に、いかに安定して、手の届く価格でワクチンを届けるか」という問いに向き合いました。生産体制の整備や供給網の安定化、価格と事業性の両立、各国の制度や規制への対応、そしてアフリカをはじめとする世界の人々に公平にワクチンを届ける仕組みについて、総合的な戦略が求められました。私たちは、アフリカの医療制度や世界のワクチン市場、新興国市場の特徴を幅広く調査・分析し、それらを踏まえた現実的で持続可能な提案をまとめました。ニューヨークのコーネル大学での最終発表を通じて、複雑で先の見えにくい環境の中でも本質的な課題を整理し、実行可能性と将来性を両立した解決策を構想する力、そして国際的な審査員に対して自らの考えを論理的かつ分かりやすく伝える力を、大きく高めることができました。
また、本大会への参加を通じて、新興国市場における企業の意思決定が、公衆衛生の向上や持続可能な社会の実現にどのように影響するのかについて、深く考える機会を得ることができました。この経験は、私たち一人ひとりの視野を広げるとともに、社会課題に向き合う姿勢そのものを見つめ直す貴重な学びとなりました。
今後は、この経験を私たちだけの成果に留めることなく、後輩のケースコンペティション参加チームへのメンタリングや知識共有の機会を通じて、APUコミュニティへ還元していきたいと考えています。こうした学びの循環が、次世代の挑戦を後押しし、APU全体の成長につながることを願っています。
改めまして、私たちの活動をご支援いただいたことに、心より感謝申し上げます。皆さまからのご寄付が、私たちの挑戦を支え、大きな学びへとつながりました。本当にありがとうございました。
- 【チームメンバー】
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・Ashmi Jhaさん インド, 国際経営学部
・Katarina Jocelyn Chandraさん インドネシア, 国際経営学部
・Rosha Gunjeet Singhさん インド, 国際経営学部
・Gratia Dearios Ompusungguさん インドネシア, 国際経営学部
・Ramsharma Kalpanaさん インド, 経営管理研究科