寄付活用のご報告
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私の夢は、ビジネスを通じて女性の力を引き出し、私の知識とスキルを活かして、地域社会に前向きな変化をもたらすリーダーになることです。私の母国では、戦争による深い傷跡に今も苦しんでいる人々が多く、特に女性たちは、レイプや性的暴力、社会からの無関心といった問題に直面しています。私は、こうした傷を癒やし、一時的な募金活動にとどまらない、持続可能な解決策を提供することで、彼女たちを力づけたいと願っています。
大学卒業後は、日本とエチオピアの間に輸出入ビジネスを立ち上げ、両国をつなぐサプライチェーンの架け橋を広げたいと考えています。単なる物品のやりとりにとどまらず、互いの文化やシステムを取り入れるようなビジネスにしたいと思っています。たとえば、日本の「カイゼン」という経営哲学は、職場だけでなく個人レベルでも社会全体をより良くする可能性を秘めています。エチオピアからは、コーヒー、マンゴー、オパール、リチウムなど、日本で需要の高い原材料を輸出し、日本からは高品質な製品を輸入するなど、文化と製品の両面で両国が互いに貢献できると信じています。
この夢を実現するため、私は現在、日本語のスキルを高め、さまざまな活動に参加してネットワークを広げています。多様な背景を持つ人々とつながり、機会とアイデアを広げながら、多文化理解を促進することが、次世代のためにより平和で調和のとれた世界を築くうえで不可欠だと信じています。私のビジネスは、単なる収入のためのものではなく、人種差別など些細な理由から生じる戦争といった人為的な問題を減らすことを目指します。経済成長と社会的責任を両立させ、明るい未来を育んでいきたいのです。
私はAPU在学中、個人的にも職業的にも成長できるすべての機会を活かしたいと思っています。APUの国際的な環境を最大限に活用し、他国の文化・価値観・信念・生活様式を学びつつ、自分自身の価値観とバランスをとり、互いに理解し合える強い関係を築いていきたいです。日本の文化に没頭し、新たな発見に満ちた経験を通して、自分の好奇心を満たすことを期待しています。
また、インターンシップやクラブ活動、学内外のイベント、アルバイトなどにも積極的に参加し、コミュニケーション能力、適応力、問題解決能力、時間管理、チームワーク、リーダーシップ、批判的思考、感情的知性、創造力などを養い、自分自身をより高めていきたいと考えています。しかし、自己成長に集中することも大切ですが、自分を大切にし、楽しむことも同じくらい重要です。そのため、学業とリラックスのバランスをとりながら、APUでの大学生活を最大限に楽しみたいと思っています。
日本での生活は、私にとって非常に特別な経験でした。平穏で学びの機会に満ちており、学業だけでなく文化的にも視野が広がりました。日本社会に根付いた規律、敬意、勤勉さは、私に大きな影響を与え、自分自身の生活にも取り入れるようになりました。一方で、性別による不平等や厳しい労働環境に触れる中で、人々に対する共感も生まれ、日本人が疲れて見える理由も理解できるようになりました。
APUでの生活でも、良い面と挑戦的な面の両方を経験しました。先輩たちの責任感と努力する姿勢は、私に良い刺激を与えてくれましたし、クラブ活動で出会った仲間のオープンマインドと助け合う姿勢は、私にとって非常に大きな支えとなりました。一方で、多文化環境の中で、自分の価値観を保ちながら強い人間関係を築く難しさを痛感しました。これは貴重な学びであり、今後も多くのことを学び続けていくでしょう。皮肉なことに、多様な価値観が貴重な学びを与えてくれる一方で、コミュニケーションにおける障壁ともなり、私の忍耐力と精神力が試されることもありました。
最後に、経済的な心配をすることなく学ぶ機会を与えてくださった支援者の皆さまに、心から感謝申し上げます。皆さまのご支援があったからこそ、私は情熱を持って学業に取り組むことができています。そのご厚意は、私の未来だけでなく、私が目指す「より良い世界」に向けた第一歩の支えでもあります。本当にありがとうございます。皆さまが私を信じ、夢に向かう勇気を与えてくださったことに、深く感謝しています。