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EDLSCの多文化共修
EDLSCでは、学生が APUの国際環境を活かして、異なる視点や価値観から学び合い、違いを乗り越え協働する、独自の多文化共修*1モデルを開発しています。
EDLSCでは、全1年生を対象とした多文化共修科目を、スチューデント・アシスタント(SA)*2とともに2011年より提供してきました。
- *1多文化共修ーここでは、学生が多文化で協働する中で、互いの多様性をリソースとして活用し、学び合うプロセスを指します。
- *2EDLSCの多文化共修科目では、100名以上の学部生SAが、全1年生(約1,200名)をサポートしています。
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1. なぜ、多文化共修か?
4年間、APUの多様性あふれる教室の中で学び、専門性を身につけていくために。
寮生活や課題活動など、多文化環境の中で、仲間と手を取り、共に成長するために。
そして自分たちの手で、インクルーシブなコミュニティを共創するために。多文化協働力は、そのための基盤となります。
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2. ここで何が起きるのか?
APUの多文化共修では、母語も異なり、コミュニケーションの取り方や議論のアプローチもさまざまです。
そのため、相互理解や意思決定に時間がかかり、ときに誤解が生じることもあります。しかし、その中で、今までにない考え方に出会い、自分の常識や当たり前が覆される経験が待っています。
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3. 何を得ることができる?
相手に関心を持ち、自分の考えを伝え合い、お互いをつなげる力。
多様性や違いを楽しみながら、新たな発想を生み出す力。 異文化への理解と耐性。
そして、インクルーシブな場を共創する力。世界中の仲間たちと協働し、共に挑戦する経験は、グローバル社会で活躍するための確かな基盤となります。
EDLSCの多文化共修モデル
ー仕掛けとSAの活用ー
代表例として、全1年生向けの「多文化協働ワークショップ(MCW)」をご紹介します。
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仕掛け1
多国籍グループのプロジェクト型科目
学生は、日本語を母語とする学生と英語を母語とする学生が混在する多国籍チームに配属され、学期を通じて同じグループで活動します。前半では、講義や体験型演習を通じて、多文化間の協働、帰属意識の醸成、そして包摂的な空間の創出について学びます。また、アクティブ・リスニング、参加を促す方法、感謝の表現、強みの活用といった実践的なスキルを身につけます。後半では、これらの学びを応用し、「帰属感の設計」など、社会的に意義のあるプロジェクトを企画・実施します。コース全体が、多国籍グループでのPBL(Project-based learning)になっています。
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仕掛け2
インクルージョンを高める教育内容
多様な仲間と協働しながら、帰属意識を高め、インクルーシブな場を創造するための知識、スキル、態度を学びます。学生は言語の壁や価値観・働き方の違いに直面することもありますが、こうした課題を乗り越えること自体が重要な学びの経験となります。多様で流動的なアイデンティティを探求し、対話と協働、そして体験の振り返りを通じて、学生はAPU内外において、より包摂的な文化やコミュニティを共創するための意志と実践力を養います。
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仕掛け3
SAが多文化共修をサポート
多国籍グループでは、意思疎通の難しさやアプローチの違いから、話し合いが思うように進まないことがあります。SAは、そうした困難な状況を学びの機会へと転換できるよう、グループを丁寧にサポートします。研修を受けた日本語基準と英語基準のSAがペアとなって活動することで、多文化協働での学びを下支えします。学生にとっても、SAには悩みを相談しやすい存在であり、世界中から集まる1年生を支えながら、インクルーシブな教室作りに大きく貢献しています。
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仕掛け4
SA活動の質保証
MCWでは、前半の講義は教員が担当し、その後の小教室での演習は、SAが担当します。授業の質を保証するため、教員に加えてリーダーSA(LSA)が、各SAの担当教室をスーパーバイズしています。 LSA は、授業前・授業後のミーティングも運営し、SAの授業運営や教育方法の向上をサポートしています。
授業の実施方法
前半は、日本語・英語の言語別で、教員が講義を行い、学修内容の理解と深化を促す。
その後、SAが担当する小教室において、日本語基準・英語基準の混合グループで、実践的な演習やプロジェクトに取り組みます。
SAの担当する小教室については、質保証の観点から、教員とLSAがスーパーバイズします。
授業前・授業後には、LSA による事前・事後ミーティングが実施されます。
<授業運営図>
SAを活用した多文化共修モデルと効果
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学生がSAを目指すリーダーシップの循環
受講生は、SAの活動に直接触れることで、多くがSAを目指すようになります。「自分もSAのように1年生を支援したい」、「先輩SAのように活躍したい」、「多文化環境でチャレンジしたい」、「リーダーシップを高めたい」など、その理由はさまざまです。1年生科目におけるSAの採用は、次世代のSAを育成する「リーダーシップの循環」を生み出しています。
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SA自身の成長
SAは多文化環境の中での実践を通して、対人力・協働力・問題解決力を総合的に高めています。以下、コース後の振り返りから分かった、SAの成長実感の例です。
- 多様な背景の学生を担当するなかで、共感力が高まります。
- 教員・リーダーSA・SA間で連携しながら授業を運営することで、コミュニケーション力や協働力が向上します。
- 日本語基準と英語基準のペアで活動するため、言語運用能力の伸びを実感します。
- 異なる文化背景のSAとペアで協働する経験を通して、働き方や価値観などの違いを学ぶことができます。
- 想定外の事への対応や、授業の進行が予定通りにならないなどで、柔軟性や問題解決力が養われます。
- 小クラスを担当する中で、リーダーシップ、ファシリテーション力、責任感が高まります。
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多国籍の学生が教育貢献する、インクルーシブなキャンパス
SAにとって、自分たちが担当する初年次科目は、APUへの教育貢献の場となっています。自ら初年次科目を経験したSAが、学生を支援する立場になることで、SAは、学生の観点から教育を良くする提案をしてくれます。APUのSA活用は、多くの多国籍の学生がインクルーシブに活躍し、教育に貢献するキャンパスを創造しています。
多文化の中で学び、つながり、挑戦する力を育む
それがMCWです。
MCWの詳細はこちら
STUDENT ASSISTANTS
-多文化共修を支えるSA-