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2006年4月22日(土)、在日韓国・朝鮮人について学び、情報を発信することを主な活動とする学生登録団体「こここりあ」が、井筒和幸監督を招いた講演会を主催し、会場のミレニアムホールには、市民・県民の方々も含む約600名が集まりました。
井筒監督は、在日コリアンと日本の学生との交流を描いた映画『パッチギ!』の制作理由について、「これは共生の映画。日本を構成しているのは日本人だけではなく、色々な人がいるということを伝えたかった」と語りました。また、「自分のアイデンティティを確かめながら、他者を知り、生きることへ面白さを見つけてほしい」とメッセージを残しました。
「こここりあ」の今村未生さん(APS3回生、日本)は「監督の在日に対する知識、歴史観に驚いた。そして、映画を通じて世の中に訴えていくということへの確固たる勇気と覚悟を感じた」と感想を述べました。
井筒監督のユーモア溢れる語り口や、「こここりあ」のメンバーも加わってのディスカッションに会場は終始盛り上がりました。 |
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