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王立プノンペン大学 国際関係・公共政策研究所の所長と副所長による特別講演会を開催

2025/05/19

2025年1月10日、協定校であるカンボジアの王立プノンペン大学国際関係・公共政策研究所より、ネック・チャンダリス所長、ユン・ケ副所長を招き、APSの塚本崇准教授のコーディネートにより特別講演会を行いました。王立プノンペン大学は、2025年度からアジア太平洋学部で開始する「地域研究アドバンスド」プログラムの重点協定大学の1つで、アジア太平洋地域における国際関係・国際経済分野での研究・教育の充実化に取り組んでいます。

今回は、共同での研究・教育の充実化の一環として、ネック所長とユン副所長に来日を依頼し、「Contemporary Cambodia」をタイトルに、カンボジアの外交政策と経済成長についてご講演をいただきました。講演会の前半ではユン副所長より、カンボジア現代史を説明いただいた後に、同国の社会・経済発展について、高所得者層の拡大への課題をテーマに講義をいただきました。後半では、ネック所長より、カンボジアの外交政策における、主権と戦略的友好関係について語られました。歴史的、地政学的に外交を多元化させてきたカンボジアの対米・対中関係を説明いただき、将来的な日本との関係、日本に対する期待についても語られました。

ネック所長、ユン副所長の来訪時の1月10日は、雪の影響で講義がオンライン開催となったが、60名以上の学生が参加し、カンボジアの経済動向やASEANや日本との外交関係について議論が深まりました。