12月4日、ベルギーのアントワープ大学・ルーバンカトリック大学教授であるElena Atanassova-Cornelis教授によるRCAPSセミナーを開催しました。Atanassova-Cornelis教授は、エストニアのタリン国際防衛安全保障センター(ICDS)日本委員長としてもご活躍されています。
(佐藤先生(APS)によるレポート)
このセミナーでは、岸田首相の下での日本の積極的な安全保障外交が議論されました。講演者は岸田首相と安倍前首相との比較を通じて、政策の継続性と新たな方向性に光を当てるとともに、日本とEUのパートナーシップや欧州主要国との関係などについても分析を加えました。
セミナーには少数ながら熱心な聴衆が参加し、講演者との活発な質疑応答が行われました。
講演者はこれまで佐藤教授と様々な研究やセミナー活動で協力を重ねてきましたが、今回のセミナーはそのつながりを彼の同僚や大学院生にも広げるに至りました。