【中田 行彦教授(APM)によるレポート】
講演は非常に好評で44名の申し込みがあった。また教員も4名参加いただいた。
「シリコンバレーは、イノベーションの中心地として60年以上発展してきている。その特徴は、多様なバックグラウンドをもった人材、高度な教育レベル、豊富な資金源が上げられる。
その歴史は、右図のようにHP、ショックレー半導体研究所、インテルやアップル発展し、インターネットへとつながり、最近はグリーンテック、ヘルスケアにつながっている。
その結果、シリコンバレーには、右図のように、HP、インテル、アップル、グーグル、フェイスブック、テスラ等の本社が位置している。ベンチャーキャピタルの投資も盛んだ。
シリコンバレーの基本的な要素は、Opennessと Tolerance for Failureだ。他の国はこの基本要素を構築できず、シリコンバレーを他国に移転することは難しい。
シリコンバレーでは、チェスブロウ教授が提唱した、内部と外部の技術を融合させるオープンイノベーションが実践されて、イノベーションが産まれている。
日本には色々な課題があり変化する必要がある。
また、講演の後も、約10人の学生が残り、約40分追加して討論していただいた。
アンケートの結果は、とても満足7名、満足16名、やや不満2名、不満0名と、92%が満足以上を示し、非常に好評であった。