2016/10/26

セミナーレポート「Open Innovation: A Perspective from Silicon Valley」

2016年10月17日(月)、シリコンバレーで働くAZCA, Inc 代表取締役社長の石井正純氏をお迎えし、「Open Innovation: A Perspective from Silicon Valley」と題してRCAPSセミナーを開催しました。セミナーは英語で開催されました。


【中田 行彦教授(APM)によるレポート】

講演は非常に好評で44名の申し込みがあった。また教員も4名参加いただいた。

「シリコンバレーは、イノベーションの中心地として60年以上発展してきている。その特徴は、多様なバックグラウンドをもった人材、高度な教育レベル、豊富な資金源が上げられる。
その歴史は、右図のようにHP、ショックレー半導体研究所、インテルやアップル発展し、インターネットへとつながり、最近はグリーンテック、ヘルスケアにつながっている。

その結果、シリコンバレーには、右図のように、HP、インテル、アップル、グーグル、フェイスブック、テスラ等の本社が位置している。ベンチャーキャピタルの投資も盛んだ。

シリコンバレーの基本的な要素は、Opennessと Tolerance for Failureだ。他の国はこの基本要素を構築できず、シリコンバレーを他国に移転することは難しい。
シリコンバレーでは、チェスブロウ教授が提唱した、内部と外部の技術を融合させるオープンイノベーションが実践されて、イノベーションが産まれている。
日本には色々な課題があり変化する必要がある。


また、講演の後も、約10人の学生が残り、約40分追加して討論していただいた。
アンケートの結果は、とても満足7名、満足16名、やや不満2名、不満0名と、92%が満足以上を示し、非常に好評であった。

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