2016/09/16

APカンファレンス是永駿学長(APU)基調講演決定

2016年11月5日(土)~6日(日)、APUで開催する第14回アジア太平洋カンファレンス(APカンファレンス)の基調講演者の三人目が決定しました。APU学長の是永駿学長にご講演いただきます。是永学長は、中国語・中国文学を専門とし、中国現代詩の翻訳に関する研究をされています。今回は、「中国の現代詩と詩学」という題目でご講演いただきます。

テーマ
中国の現代詩と詩学

是永 駿 学長
立命館アジア太平洋大学学長、 学校法人立命館副総長

東アジアの現代詩はヨーロッパの現代詩の影響を受けて発展してきた。フランスの象徴主義とシュールレアリズムは、ここ100年、私たちの詩に多大な影響を与えている。中国現代詩は1920年代から1930年代にかけ、卞之琳を中心に発展し、1940年代には九葉派が、1970年代終盤には北島が活躍した。一方、第二次世界大戦後の台湾では、痖弦や鄭愁予など多くの優れた詩人が誕生し、現代詩の花開く時代を迎えた。現代の中国では、いわゆる文化大革命後、CCPからの圧力にもかかわらず、表現の自由と、文学の分野では現代詩を追求する潮流が生まれている。


今回のAPカンファレンスは立命館アジア太平洋センター(RCAPS)の設立20周年を記念して、世界中で活躍する著名な研究者3名に貴重講演者として発表していただきます。今年は32カ国111団体からの発表およびパネルの応募がありました。プログラムの発表は10月中旬予定です。どうぞお楽しみに。
詳細はこちらをご覧ください。

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