2016/06/13
夏田 郁 教授
セミナーレポート「Development of the Automotive Industry in Southeast Asia and Central Europe」
2016年6月8日（水）、夏田 郁 教授（APM, APU）をお迎えし、「Development of the Automotive Industry in Southeast Asia and Central Europe」と題してRCAPSカレントリサーチセミナーを開催しました。セミナーは英語で開催されました。
夏田 郁 教授
【夏田APM教授によるレポート】
東南アジア（タイ・マレーシア・インドネシア）と中欧（チェコ・スロバキア）の自動車産業の発展を講演した。最初に、世界の自動車産業における対象５カ国の状況を説明し、その後、各市場における自動車生産のメーカー別シエアー・市場占有率・市場成長率を解説した。次に、世界貿易機関（WTO）と産業政策の関係を講義し、WTOルール導入後、産業政策が禁止される現状において、発展途上国にどのような産業政策のオプションが存在するか解説した。最後に、1960年代から現在までの東南アジア・中欧諸国の自動車産業政策に関して説明し、2000年代以降の自由化政策導入後、どのような産業政策を用い、自動車産業を振興しているか解説した。
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