2012/10/22

RCAPSセミナーでDr. KIM Rebecca Chung-hee (Nottingham University Malaysia Campus)のセミナー開催

2012年10月10日(水)、Rebecca Chung-hee Kim博士を講師に招き、「Corporate Social Responsibility - CSR Dynamics in Asia」と題したRCAPSセミナーを開催しました。


Kim博士はノッティンガム大学ビジネススクール、マレーシアキャンパスで、CSR(企業の社会的責任)と国際経営の助教授をされています。長年にわたり、数多くの国で、CSRに関連する研究を行ってこられました。

講演の中で、Kim博士はCSRのグローバルな問題にとどまらず、矛盾した側面も強調しました。Kim博士は韓国、マレーシア、インドネシアなど、アジアの多くの国々において、実証研究を行い、その中から、アジアにおける欧米型CSRの課題を提示した時、講義はさらに興味深いものとなりました。

興味深いことに、その結果は、アジアのCSR--「東洋」の実践--は、「西洋」のそれとは異なっているというものでした。さらに、Kim博士は、自身の行った「CSR-IHRM Dynamic Process」に関する他の研究結果も示し、その中で、CSRプロセスにおいて近年登場した国際人的資源管理(International Human Resource Management: IHRM)の明らかな重要性を支持するものでした。

セミナー全体を通して、CSRの相違に関する貴重な教訓が得られました。さまざまな知識、豊富な示唆に富み、会場からの新鮮な意見や議論でいっぱいでした。

取材:Ms. ACKARADEJRUANGSRI Pajaree(GSAD-APS)

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