支援の波は立命館大学との協力にも結びつきました。立命館大学では、学生にもインド洋大津波災害支援活動への参加を呼びかけ、集まった学生によってインド洋大津波・小学校再建プロジェクト学生実行委員会が立ち上げられました。「愛の波」とも協力しながら活動を進め、4月5日の入学式では、実行委員会のメンバーと「愛の波」の代表MEHTA MuKulさん (経営管理研究科 (MBA) 2回生) がステージに立ち、活動内容を新入生に紹介し、協力を求めました。

「愛の波」代表 インタビュー  
 
  MEHTA Mukul
(経営管理研究科(MBA)2回生、インド)

 
 津波のニュースを聞き、民族衣装で被災地域の舞踊を披露して募金を呼びかける、そんなAPUの学生ならではの活動をしてみようと学生同士で話し合って決めました。初めは不安でしたが、思ったより多くの寄付が寄せられ、自分たちにも出来ることがあると実感できました。
 グループ名には支援の波を日本から国境を越えて広げて行こうという思いを込めています。多国籍の学生が共に活動し、文化の壁を感じることもありました。募金について、例えばタイの学生はタイのために、インドネシアの学生はインドネシアのために使いたいというような希望もありました。しかし、議論を重ね、APUの学生として全ての被災国に平等に使ってもらえるよう、日本赤十字へ寄付するということで、皆納得してくれました。お互いを助けようという目的はひとつですから、手を取り合って活動を続けることができたのだと思います。
 「愛の波」は津波支援に限らず、世界のどこで何があっても支援していくグループになりたいと思っています。当初の中心メンバーは、卒業や就職活動などのために、グループを離れており、新たな「愛の波」の活動を理解し、一緒に動いていけるメンバーを求めています。興味を持った方は是非、「愛の波」のホームページ
http://www.apu.ac.jp/tsunami/
を御覧ください。一緒に「愛の波」を世界に広げて行きましょう。


「愛の波」が広げる支援の輪 立命館学園の取り組み


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