2005年11月、本学は大分県と別府市との共催で「世界観光学生サミット」を実施します。
「世界学生サミット」は「自由・平和・ヒューマニズム」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」を基本理念とする本学の継続的な取り組みの一つです。2002年には本学と国連平和大学、立命館大学との共催で、「『人間の安全保障』と『持続可能な発展』をいかに確立するか:学生・青年の役割」をテーマに世界25カ国・地域より58大学60名、国内23大学279名の計81大学339名の学生が本学のキャンパスに集い、熱心な議論を繰り広げました。2003年には「New
Strategies for Youth to Work Towards Alleviating Current Global
Issues」をテーマにシンガポール国立大学でも開催されています。
今年度は大分県、別府市との共催で「Towards the Future of Tourism - Dynamic, Sustainable,
and Boundless」をテーマにサミットが開催されます。国内外から約300名の学生が集うだけでなく、観光キーマンや観光産業に携わる人々にも幅広く呼びかけ、全体で1000人以上の参加を見込んでいます。
また、サミットの会場は本学学内に留まらず、先日設立された「九州観光推進機構」を通じて九州各県と連携しながら、九州各地の観光地を巡って地域住民と交流する「九州観光・交流キャラバン」も実施される予定です。
4月27日には、本学と大分県および別府市が共同で記者会見を行いました。記者会見の席上、林堅太郎副学長は「観光をテーマとする今回のサミットは、地域社会から学ぶだけでなく、地域社会へ貢献する点も重要だと考えている。つまり、一大学に留まらない、大分県、別府市との共催で生まれる成果を大切に、『地域社会としてのサミット』を実現させたい。」と抱負を語りました。
世界観光学生サミットは、11月8日から15日の期間、九州各地の観光キャラバンを皮切りに、11日以降は別府市内に集結します。別府市ではサミットに合わせて、「全国まちづくり交流大会」や様々な交流イベントを開催して、街全体でサミットを盛り上げる予定です。 |

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