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国際金融機関・アジア開発銀行(ナイア教授)が3社のコンサルタント会社(各グループ)に仕事を発注。その仕事をめぐり、それぞれの企画をプレゼンテーションするという講義内容。 講義を通して、コンサルティング会社の仕組みを理解するもので、ある企画が実現に至るまでのプロセスをフローチャートを使って説明。同時に学生はプレゼンテーションの準備を行う。

主題に対して情熱的に語り、世界各国での経験について急に脇道にそれてしゃべりだす・・・・そんな独特のテンポでナイア教授の講義は進められます。しかし、一見余談にも思える話の中に貴重な情報が数多く含まれているのもこの講義の魅力であり、それを象徴するのが、今回のプレゼンテーションです。各グループに与えられた発表時間はわずか15分。できるだけ現実に近い環境が設定される中で、学生たちは架空の肩書と資質で懸命にプレゼンテーションを行いました。さらに発表後には「このプロジェクトと自治体、国家の政府、民間企業はどういう形で関わるのか?」「通信網が整っていない現地でどうやって情報を収集するのか?」など、審査員の具体的で厳しい質問に応答し、ようやく全てが終了します。
 最後にナイア教授は、見事に勝ち残った会社を発表し、「プロジェクトをどのように遂行するか、スケジュール、資金の分析、政府・企業などから何を求めるかをできるだけ具体的に分かりやすく説明することが重要。また、プロジェクトの実用性とコンサルティング会社の長所や地域での実績を強調することも大切」という講評で締めくくりました。
 


SHELTON,
Douglas Alan

アジア太平洋研究科
1回生、アメリカ
日本語の勉強を続けながら国際関係と国際協力を英語で学べるAPU大学院の環境は非常に魅力的です。熱心で、経験豊富なナイア先生のゼミからもいろいろな知識を得ることができます。開発途上国への援助を行うにはどのようなアプローチが効果的か、どのような課題に直面するかを、この講座を通じて学習しています。卒業後は、政府か非政府の援助組織、又は国際的なNPOの中で、日本に関わりのある仕事をしたいと思っています。コンサルティング会社と援助組織、NPOは密接な関係を持つので、この授業で取得した知識は、将来非常に役立つと思います。


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