EDUCATION

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教育内容:アジア太平洋研究科(GSA)

国際的な環境でアジア太平洋地域のリーダー人材を育成

アジア太平洋研究科は、2年間の修士課程と3年間の博士課程を提供しています。特に、「国際協力政策専攻」はグローバルな視点とローカルな視点からの統合的アプローチにより、創造的な解決策を立案できる専門家の育成を目的としています。この課程は、アジア太平洋地域の発展に必要な行政・環境・経済開発などの高度な専門性と、複合的な課題に対する課題解決力を育成するためのカリキュラムを、すべて英語で提供しています。

博士前期アジア太平洋学(APS)

アジア太平洋学専攻について Asia Pacific Studies

今や全世界の人々が、継続的かつ着実な成長を遂げるアジア太平洋地域を指して21 世紀を「アジア太平洋の世紀」と捉えています。アジア太平洋地域の台頭は、特に G20 における政治権力の増大や着実な成長を促す経済的な相互関係により見てとることができ、またこうした経済的な相互関係は、同地域の人々における密接な社会的、 経済的な相互作用につながっています。

アジア太平洋研究科の博士前期課程アジア太平洋学専攻では、学生たちをアジア太平洋地域が直面する課題に対処できる有能なリーダーとして育成することが目的です。具体的には、複雑かつ絶え間なく変化する社会的・文化的状況と国際的な問題を分析し、地域が直面する課題に対して実現可能な解決策を追求し、最終的には豊かな未来への道を切り拓いていけるような学生たちを育成しています。学生は、専門的な知識や洞察力を蓄積していき、客観的かつ体系的な方法で複雑な事実を解釈することで、発生する問題に対して洞察力のある解決策を社会に提供できるようになります。

本専攻の修了生は、国内外のシンクタンク所属の研 究者や大学教員、非政府組織/非営利組織(NGO /NPO)、民間企業、地方/中央省庁などの職員としてのキャリアを追求できます。また、APU の博士後期課程に進学してさらなる研究活動を追求する修了生も少なくありません。

構成内容

研究対象は、国際関係、社会・文化という2つの分野に分かれます。それぞれの分野では、分析の基礎となる科目、アジア太平洋地域を対象とした研究の基幹となる科目、専門領域の科目、セミナー科目という4つの科目を設けています。
そして、この科目構成によって体系的な研究ができる仕組みになっています。その体系的な科目構成のなかでデータ収集、仮定、分析といったプロセスを意識した分析スキルを修得しながら、研究成果としてレポートや論文を執筆します。

博士前期国際協力政策(ICP)

国際協力政策専攻(ICP)について International Cooperation Policy

アジア太平洋地域はもとより、国際社会全体が多くの切実な問題に直面しており、持続可能な発展とその環境を維持する対策が必要とされています。国際協力政策専攻では、政策に則した実践的なアドバイスを学生に提供し、複雑な課題を複眼的な視点から理解することによって、世界や近隣社会といった異なる視点をバランスよく取り入れた総合的アプローチを備えた実現可能な解決策を策定する専門家を育成します。

さらに、プロジェクトの計画や実践、評価のための技能や知識を向上させ、途上国や途上国における組織や機関と連携してその国に貢献できるような人物を育成します。さらに世界中から多様な背景をもった学生が集まっているため、学生たちが研究過程で構築できる様々な人的ネットワークが修了後も財産であり続けることは言うまでもありません。

本専攻の修了生は、アジア太平洋地域における、または同地域と関わる産業、日本または世界中の中央・地方省庁、開発機関やその他地域の国際機関で活躍しています。

構成内容

研究対象は、国際行政、パブリック・ヘルス・マネジメント、サステイナビリティ学、ツーリズム・ホスピタリティ、開発経済という5つの分野に分かれます。各分野では、分析の基礎となる科目、研究の基幹となる科目やセミナー科目といった科目を体系的に履修しながら研究を進め、レポートや論文の執筆をおこないます。

多国籍な教員がそれぞれの豊かな経験を踏まえて展開する授業を体系的に履修できる環境は、学修と研究を進めるにあたって最適なものです。さらに、研究成果をより効果的に高めるため、本学経営管理研究科の科目も含まれています。

博士後期アジア太平洋学(APS)

後期課程では、アジア太平洋地域が直面する課題を理解したうえで、持続可能な開発を可能にする将来戦略を創造するための研究を進めます。
学生は、個々のテーマに即したフィールド・リサーチや研究指導を受けながら研究を深めるとともに、学生相互の研究交流を深める機会を利用しながら、個人の研究能力の向上を図ることができます。その結果、高度な専門的知識が必要とされるアジア太平洋地域の社会に貢献できるだけの研究能力を身につけることができます。

構成内容

博士後期課程を修了するためには、アジア太平洋地域の課題に対する深い研究にもとづき、戦略的でありながら、政策に根ざした実践的な解決方法を導き出すことが必要です。
そこで本課程では、テーマに即した研究を実現するためのきめ細かな指導体制を設けています。またその一方で、自身のテーマに対する幅広い意見を得られるよう、プログレス・セミナーという科目を設け、同じように研究を進める後期課程学生との討議や交流をとおして研究を深める機会としています。

大学院入試情報

教育内容の詳細は大学院入試サイト(英語のみ)をご覧ください。

シラバス

シラバスとは講義の概要や計画を記したものです。学生は履修登録を行う前にシラバスを閲覧し、履修計画を立てることができます。

教員紹介