CIL映画上映会を開催|立命館アジア太平洋大学

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CIL映画上映会を開催

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2025年5月14日(水)、CIL映画上映会を開催しました。

当日は学内外から約20名の方々にご参加いただき、障害の歴史学者であり、東京大学ポスドク研究員、立命館大学生存学研究所客員研究員、米国障害学会理事、日本障害学会国際委員などを歴任し、2022年に31歳の若さで急逝されたブックマン・マーク氏の軌跡を追ったドキュメンタリー映画を鑑賞しました。

上映後には、本イベントの起案者であり、マーク・ブックマン財団の理事を務める長瀬修先生(立命館大学生存学研究所上席研究員)より、マーク氏のお父様からのメッセージや、生前のエピソード、映画製作の背景などをご紹介いただきました。

続いて行われたトークセッションでは、ゲストスピーカーとして、2008年北京パラリンピックの車いすマラソン銀メダリストである、笹原廣喜氏(オムロン太陽株式会社)をお迎えし、選手としてのご経験や、映画鑑賞を通して感じられたご自身の思いについて、お話しいただきました。

会場の学生からは、「障がいを個性の一部として受け入れる考え方が素敵だと思った」、「障がいの有無にかかわらず、誰も一人では生きていけないということを改めて気づかされた」といった感想が共有されました。

映画鑑賞や講話を通して、障がいの有無にかかわらず、互いに尊重し合いながら共に生きる社会の実現ついて、改めて考える貴重な機会となりました。

長瀬 修 先生(立命館大学生存学研究所)
笹原 廣喜 氏(オムロン太陽株式会社)
篠原 欣貴 センター長(CIL)