2024年6月1日(土)~2日(日)、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)を会場として、CIL初となる国際会議「CILカンファレンス2024」を開催しました。
「Inclusion x Sustainability」を主テーマに掲げ、インクルージョンとサステナビリティに関連する研究、経験等を共有するために、世界中の専門家、研究者、実務家、政策立案者間の議論やネットワーク構築を促進することを目的としました。
当日は14カ国からおよそ70名が参加し、幅広いテーマでプレナリーやキーノート、口頭発表およびパネルセッションが行われました。
プレナリーでは、APUの米山裕学長、立命館大学グローバル教養学部の堀江未来教授をお招きし、CILのセンター長である篠原欣貴准教授と共に、「日本の教育システムにおけるインクルーシブ思考の育成」をテーマとした講演ならびにパネルディスカッションが行われました。
キーノートには、Heekyung Jo Min氏(EVP, Head of CJ Social Responsibility)、関口 倫紀 教授 (京都大学経営管理大学院 Vice Dean)、Sandy Lim 教授 (Director, NUS Care Unit (NCU), Office of the Senior Deputy President; Provost & Associate Professor, NUS Business School at the National University of Singapore) をお招きし、実務家・研究者として専門分野の知見も交えながら、インクルージョン・サステナビリティに関する基調講演を行っていただきました。
参加者からは、「多くの研究者から刺激を受け、インクルージョンの概念について視野を広げる良い機会になった」、「発表者の熱意や参加者同士の協力的な雰囲気により、良い意見交換ができた」といった感想が寄せられ、活発な議論や知識の共有、ネットワーク構築のプラットフォームとなれたことを嬉しく思います。 今後もCILでは、インクルーシブ・リーダーシップの研究や育成を推進するためのイベントを、積極的に行って参ります。皆様のご参加をお待ちしております。