報告:HRカンファレンス|立命館アジア太平洋大学

イベントレポート

報告:HRカンファレンス

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11月20日、11月25日、CILは企業の人事担当の皆様向けに、HRカンファレンスにて2つの講演を行いました。
HRカンファレンス2020秋

CIL実施責任者 大竹 敏次教授
CIL副センター長 篠原 欣貴准教授
「理論的研究成果とAPUの授業運営からひも解く、インクルーシブ・リーダー育成のポイント」

まず大竹教授による本学の紹介から始まり、APU2030ビジョンを基本理念にCIL設立の経緯についてご説明になりました。具体的な取り組みとして学生参加のビジネスケースコンペティションを例にあげ、全ての学生に体系的かつ実践的な経験を提供し、ビジネスについてさらに学び、インクルーシブ・リーダーシップの特性を開発するプログラムを設計することの価値と必要性を強調しました。

次に篠原准教授よりダイバーシティとインクルージョンの必要性についての説明があり、実際にビジネス・キャップストーンで学生を指導してきた経験から、すべてのメンバーを議論に参加させ、役割を明確にし、チームワークを推奨し、すべてのメンバーが一緒に働くことを楽しむ雰囲気を作り出すことによって、包括的なリーダーシップを実践できると説明しました。 ビジネス・キャップストーンは、APUのすべてのビジネス専攻の学生に必須のコースであり、学生は企業スポンサーに提示された実際のビジネス問題の解決策を導き出します。

参加者数:69名

CILセンター長/アルカンタラ ライラーニ ライネサ教授
「外国人人材が活躍できるために知っておきたいインクルージョンとエクスクルージョン」

アルカンタラ教授は日本で働く若い外国人人材へのインタビューに基づく研究成果について発表されました。実際に外国人人材が職場で感じたインクルージョン、エクスクルージョンを分類し、それぞれの対応について詳しく調査されました。

参加者数:79名

講演開催後のHRカンファレンス主催者アンケートでもCILアンケートでも、参加者の皆様から高い評価を頂き、複数の企業様からCILとの連携に興味があるとご連絡を頂きました。