OISTにてインクルーシブな教育実践を発表|立命館アジア太平洋大学

OISTにてインクルーシブな教育実践を発表

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2023年2月1日~2日に沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催された第2回インクルーシブ・リーダーシップ・シンポジウムに、CILセンター長の篠原欣貴准教授、副センター長のROUX Petrus Willem准教授、国際経営学部の小澤朋之准教授、齊藤広晃准教授、ACKARADEJRUANGSRI P.准教授の5名が参加しました。

シンポジウムに参加した教員は、全員CILでの研究プロジェクトを率いており、各教員が行っている研究の一部を紹介する合同セッションを開催しました。
APUでの取り組みの紹介に続いて、セッションでは学部教育向けのよりインクルーシブな教授法の開発を目的とした以下3件の教育的介入が紹介されました。インクルーシブな教授法とは、学生を中心に据え、全ての学生の背景、経験、学習のばらつきを考慮するアプローチです。

  1. 多文化環境におけるプロジェクトベースの学習活動
  2. インクルーシブ学習を支援するダイバーシティ&インクルージョン担当ティーチング・アシスタントの実践
  3. インクルーシブ・リーダーシップ、ソーシャル・アントレプレナーシップ、ダイバーシティ&インクルージョンに関する学生の理解を促進する事例研究

全体の目的は、高等教育におけるインクルーシブな教授法を開発するために重要となり得る幾つかの要素について、検討することでした。

また、セッションの後半にはインタラクティブな質疑応答が行われました。セッション全体を通して、全ての参加者がインクルーシブな教授法についての理解を深め、発表者もまた、今後の研究に貢献し得る有益なフィードバックを得ることができました。