「アジア人財資金構想」
関連事業の採択について
経済産業省及び文部科学省では、我が国企業に就職意志のある、能力・意欲の高いアジア等の留学生に対し、奨学金や人材育成から就職支援までの一連の事業を通じて、産業界で活躍する専門イノベーション人材の育成を促進する「アジア人財資金構想」を今年度から実施しています。
この構想のうち「高度専門留学生育成事業」について、本学が管理法人およびプログラム実施大学となり、グローバル展開を積極的に行っている14社の日本企業とコンソーシアムを形成して提案した「グローバルビジネスリーダー育成プログラム」が採択されました。
この「高度専門留学生育成事業」は選抜された優秀な留学生に対して、(1)企業ニーズに即した高度な専門教育プログラムや、(2)留学生が日本企業で働くために必要となるビジネス日本語教育、(3)日本のビジネス習慣などに関する教育、(4)インターンシップなどを提供するものです。
本学では、この「グローバルビジネスリーダー育成プログラム」を通じて、将来、日本企業におけるイノベーション人材として社会科学系学部新卒の留学生に求められている、いわゆるブリッジ人材としての能力と高度なマネジメント能力を兼ね備えた、将来の「エリア・マネジャー」及び「グローバル・マネジャー」となる人材を育成します。
また、「高度実践留学生育成事業」についても、学校法人麻生塾が管理法人として提案した「九州アジア高度実践留学生育成事業」が採択されました。これは九州地域におけるアジア地域との人材交流の好循環の形成と、地域産業界の国際化対応力の向上を目的としたものであり、本学はプログラム実施大学として、このコンソーシアムに参画しています。