文部科学省では、各大学などにおける大学改革の取り組みが一層推進されるよう、
国公私立大学を通じた競争的環境の下で、
特色ある優れた取り組みを選定および支援しています。
APUは完成年度である2003年度以降、毎年「グッド・プラクティス」をはじめとする
文部科学省の各種プログラムに採択され、
教育研究のさまざまな内容が高く評価されてきました。
今年度の採択について紹介します。

新たな社会的ニーズに対応した
学生支援プログラム(学生支援GP)

【目的】
 学生の人間力を高め人間性豊かな社会人を育成するため、各高等教育機関の組織的かつ総合的な学生支援のプログラムのうち、優れたプログラムを選定・支援

【APUの応募テーマ】
学生による若者と社会のための自主活動支援

【プログラム概要】
 これまでに生まれた優れた学生の自主的活動をいかし、現代社会の問題に対して正課外活動の側から新しい貢献モデルを示す。
 学生の自主的活動から優れたものを選び、グッド・プラクティスとして公表する予定。また、自主的活動から生まれる成功体験を学生同士で共有し、新たな活動をインキュベート(孵化)する「学生活動インキュベーションセンター」構想を掲げ、学生の意図と社会のニーズを積極的にマッチングする組織の設立を目指す。これらの取り組みを基盤に、現代の若者や社会が抱える問題への解決方法を発見し、実践する学生を育成したい。





大学院教育改革支援プログラム

【目的】
  産業界をはじめ社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を養成するため、大学院における優れた組織的・体系的な教育の取り組みを支援

【APUの応募プログラム名称】
立命館アジア太平洋大学MBAプログラム

【プログラム概要】
(1) アジア太平洋地域における企業や組織に関する経営上の諸課題の解決に対して、中心的な役割を担う総合的マネジメント人材の育成を目的とする。
(2) 欧米の先進ビジネス・スクールのMBAプログラムとほぼ同様のフレーム・ワークを有しつつ、「アジア太平洋へのフォーカス」をモットーとし、経営管理にかかわる諸分野で必要な専門知識を、学生が基本から高度なレベルまで修得するカリキュラムを提供する。単なる知識の修得に留まらず、実社会で生かされるコミュニケーション能力、創造力、企画実行力、リーダーシップの育成や、イノベーションを目指す起業家精神を培うことに主眼を置く。今回の採択を機に、正課プログラムの充実・改善に加え、国外ビジネス・スクールとの学生交換やジョイント・プログラムの開拓などを行う予定。




現代的教育ニーズ取組支援
プログラム(現代GP)

【目的】
 社会的要請の強い政策課題に関するテーマを文部科学省が設定し、それに対して各高等教育機関の取り組みの中から、優れた取り組みを選定・支援

【分野】
地域活性化への貢献(地元型)

【APUの応募テーマ】
学生力を活用した地域への還元教育システム−地域と学生が一緒に創る、別府・泉都観光ルネサンス・プログラム−

【プログラム概要】
 「ツーリズム&ホスピタリティ・インスティテュート」が実施主体となり、世界有数の温泉観光都市・別府を対象地域として学生と地域の協働による観光振興を通じた地域づくりを行う教学プログラム体系の構築を目標とする。
 受動的な従来の地域研究から脱却し、学生が地域づくりに主体的に貢献できる力量、即ち「学生力」の活用によりカリキュラムを展開し、学生が地域と関わって育んだ「学生力」を最終的には地域づくりに還元させることによって、地域と学生(さらには大学)がともに利する関係モデルの開発を目指す。




「国費外国人留学生(研究留学生)の
優先配置を行う特別プログラム」に選定

 各大学院が実施する国際的に魅力のある留学生受入プログラムを国が選定し、優先的に国費留学生の配置を行うこのプログラムには、53大学97件の申請があり、採択されたのは15大学17プログラムのみという狭き門でした。私立大学の採択は、APUと早稲田大学の2大学のみです。
 APUでは、経営管理研究科経営管理専攻(修士課程)の「革新と創造をもたらす『イノベーションと技術経営』人材育成プログラム」が選ばれました。このプログラムでは、近年、企業経営の革新と新たな価値の創造を担う核となる人材の育成が重要な課題となる中で、学生にイノベーションを経営戦略、技術戦略、マーケティング戦略、人材戦略、新市場開拓等の視点から広く学ばせ、分析力や構想力、実践力を有し、国際的に通用するイノベーション人材の育成を目指しています。





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2007年度文部科学省グッド・プラクティス等にAPUから4つものプログラムが採択!
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