2016/10/28

セミナーレポート著作権セミナー「Copyright in Education」

2016年10月14日(金)、文化庁長官官房著作権課の増田 雄護 氏をお招きし、「Copyright in Education」と題して著作権セミナーを開催しました。当セミナーは、同時通訳で、日本語・英語両言語で開催されました。

【参加者によるレポート】
今回、論文執筆者のために開催されたセミナーには、教員や大学院生を中心に約20名が参加しました。知的財産権の一つである「著作権とは何か?」について、著作権法に基づいて著作物の定義や成立条件を説明されました。続いて、著作権を適法に利用するための5つのステップ(著作物であるか、著作権者は誰か、抵触する権利、保護期間、利用方法)について、事前アンケートであがった質問を踏まえつつ、実際の裁判で肯定された例、否定された例を挙げ、丁寧に説明いただきました。質疑応答では、大学で日常的に行われる論文の引用や資料の複製、イベントの掲載について、さまざまな質問が挙がり、セミナー終了後も約1時間にわたり、質疑応答が続きました。


増田 雄護 氏 (文化庁長官官房著作権課)
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