プロジェクト紹介
eスポーツを活用した「通いの場」の魅力向上事業
本事業は高齢者の憩いの場である「通いの場」の魅力の向上について、新たな活動のひとつとして昨今人気のeスポーツを取り入れ、新たな高齢者の交流の促進と持続可能な魅力ある「通いの場」になるよう、実際に高齢者と一緒に活動し検証しました。
高齢者においてはeスポーツを理解することからスタートし、APUの学生がサポートしながら実際にゲームを楽しむ事を覚えて頂いた。続ける中で、さらにeスポーツの特性として、老若関係なくできることに併せ、障がい者と健常者、また国籍、性別を問わず楽しめる事、ほか個人や団体、さらにデジタルの時代においては離れた拠点で対戦など多世代交流が可能となるため、APUの国際生と福祉施設「太陽の家」とも協力しながら、eスポーツを通した共生社会を目指すことも視野に活動も行ないました。
結果、eスポーツは、共通の目的を持ちプレイ体験を共有することで、参加者間の交流や関係性が形成されやすい。また、比較的専門知識が必要なく、身体能力や言語機能、年齢の違いなどに捉われずに参画することが可能であり、属性の異なる参加者の交流促進が期待される結果が検証されました。高齢者だけから始まった事業を属性の異なる利用者間の相互理解と交流促進を図るものであり、これに加え、ゲームを通じてデジタル機器の操作やリテラシーを向上させることで、デジタルディバイド解消の一助となることも検証ができました。
※「通いの場」とは・・・厚生労働省が推進する地域における交流の場で、大分県においても3,000数か所の「通いの場」が点在し、高齢者の憩いの場となっている。しかし、この「通いの場」においては、利用者の固定化や活動内容のマンネリ化などある一定の利用客に留まっているのが現状で、新たな利用客の促進においては、新メニュー開発など必要不可欠であり、更なる魅力ある「通いの場」づくりを目指し、高齢者の交流の機会の創出となることが必要である。