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2024年度インターンシップ型課題解決プログラムの募集を行い、当プログラムの最初の支援プロジェクトが2件採択されました。
インターンシップ型課題解決プログラムとは、APU校友会みらい創造寄付基金が支援する施策の1つです。地球規模の課題に対し、学生自らが問いを立てて、校友が立ち上げた企業やNGO/NPOと連携して調査を行うプログラムです。採択されるとAPU校友会みらい創造寄付基金より最大50万円が支援金として支給されます。
2024年10月7日(月)から31日(木)にかけて初年度の募集が行われ、応募件数は7件、うち書類選考通過をした2件が11月26日(火)に実施された最終プレゼンテーションに臨みました。
プレゼンテーションにおいて、2件の提案が「プログラムの趣旨を的確に理解し、実施目的に合致している」と高く評価され、両案とも採択されました。
今後、2025年7月末までを期間として、在学生と校友によるプロジェクトが進められます。採択された学生は最終報告を取りまとめ、報告会を開催する予定です。
採択されたプロジェクトと採択者の声
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グループ名:Lifewings
プロジェクトテーマ:子供たちの生きる力とは
プロジェクト概要:
このプロジェクトは、「子どもたちが夢や希望を持ち、豊かな人生を送ることができる世界を創る」ことを目標としている。この目標を実現するために、子どもたちが未来を生き抜く力の一つである「夢」に焦点を当て、その要因を調査・分析する活動を行う。調査活動は、校友メンターであるライ シャラドさん(アジア太平洋学部 2011年春卒、ネパール)が設立したYouMe School(ネパール)を訪問し、現地調査を行う。また、国内の小中学校でも同様の調査を行い、比較分析も予定している。最終的に、この活動を通じて、より良い未来を築くためのヒントを提案することを目指している。プロジェクトメンバー:
代表 瀬戸口 麻帆(サステイナビリティ観光学部、日本)
田村 茉優(サステイナビリティ観光学部、日本)
渡邉 綾香(サスティナビリティ観光学部、日本)採択者の声
私たちのビジョンは「子どもたちが夢や希望を持ち、豊かな人生にすることができる世界を創る」です。このビジョン達成のために、「子どもたちの生きる力」のひとつである夢のファクターを、教育を通して探究し、みらいを創る子どもたちがワクワクする世界を目指していきます。 -
グループ名:TOMOSU(トモス)
プロジェクトテーマ:Beppu Harmony Project
プロジェクト概要:
別府市在住のウクライナ避難民を支援する校友メンター、小野ヤーナさん(アジア太平洋学部2008年春卒、ウクライナ)の協力を得て、ウクライナ避難民を対象に現状のニーズを調査する。その結果を踏まえ、文化交流、読み聞かせのイベントを実施し、日本での生活への適応を支援する活動を行う。プロジェクトメンバー:
(代表)ZIAUDDIN DZILMI YUSUFさん(国際経営学部、インドネシア)採択者の声
このプロジェクトにとてもワクワクしています。それは単に難民を支援するだけでなく、関わるすべての人にとって人生を変えるような体験を生み出すものだからです。「別府ハーモニープロジェクト」は、ウクライナ難民が新たな生活を始めるために必要なツールや支援を提供すると同時に、学生にとっても大きな変化をもたらす貴重な機会を提供します。このプログラムを通じて生まれる友情、理解、そして成長を見るのが待ちきれません。みんなが学び、共有し、成長できるコミュニティを一緒に築いていると考えると本当に感動します。このような意義深い活動の一部でいられることに胸が高鳴り、このプロジェクトが世界の模範となると信じています。