第5回 アジア太平洋国際学会(IAAPS)年次研究大会を韓国・仁川で開催
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[大会情報]
- 2014/12/04
2014年11月27日(木)・28日(金)、大韓民国・仁川にあるUnited Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific(UN ESCAP)のオフィスにて、“Regional Integration in the Asia Pacific Region” と題し、第5回 アジア太平洋国際学会(IAAPS)年次研究大会が開催されました。
今回のIAAPS年次研究大会は、APUの他、UN ESCAP、Ministry of Foreign Affairs, Republic of Korea(大韓民国外務省) 、およびIncheon Development &Tourism Corporation(IDTC)との共催となりました。
APU初代学長でもある坂本和一IAAPS会長による開会挨拶に続き、基調講演およびアジア太平洋地域の安全保障・地域連携・資源運用・環境・政治・経済・観光など、それぞれの研究テーマ別の分科会が行われました。
APUからは、IAAPS理事を含む7名の教員が参加したほか、大学院に在籍するAPU学生らも発表を行いました。
UN ESCAPおよび大韓民国外務省から特別に提供された旅費補助制度により、APU学生を含むアジア太平洋地域の若手研究者ら17名が大会に参加する機会にも恵まれ、過去最多の150人規模の参加者を得て、無事2日間の日程を終了しました。次年度大会は、インドネシアのデポック市にあるインドネシア大学で開催予定される予定です。
アジア太平洋国際学会(International Association for Asia Pacific Studies)は「アジア太平洋学」の構築と推進、個々の学問分野でアジア太平洋の各地域について実施されてきた研究の成果を集積・発信する知の拠点を目指して、2010年に設立されました。国内外を問わず、世界中の多くの研究者・学生が参加し、アジア太平洋の発展に貢献する役割を果たすことを目指しています。