2025年8月、在校生特命副学長およびサミットメンバーは、今年度のテーマとして策定した、「学びなおしのサイクル」についてディスカッションを実施、今後どのように社会実装へとつなげていくか、検討を開始しました。
高校生特命副学長・サミットメンバーが考える「学びなおしのサイクル」とは、就労中の社会人や、これまで学びの機会を得ることが出来なかった人など、様々なバックグラウンドを持つ多様な年齢層の人々に対し、改めて興味・関心事について学び、探求する機会を継続的に提供することを指します。
今回はその中でも、「就労後に一定の経験を積んだ社会人へ、いかに学びの場を提供するか」に焦点を当て、大学における実践事例の紹介も交えつつ、現状の課題や可能性について意見を交わしました。また、議論の中では、「理想は学び直しのサイクルを実現することにあるが、その前提として、学ぶ側が”心から学びたい”と思える場でなければならない」との考えが示されました。こうした学びの場を実現することで、将来においても自然に学び直しへの意欲が生まれ、それがサイクルとしてつながっていくという理論です。
今後は、実践的にリカレント教育を推進している企業や団体への訪問を視野に入れ、具体的な調整を進めていく予定です。