2025年9月13日(土)から15日(月)にかけて、高校生特命副学長・サミットメンバーは東京合宿を実施しました。本合宿は、「学びなおしのサイクル」というテーマのもと、理想の大学像・次世代の大学や学びのあり方について、議論をさらに深化させるための情報収集と実地調査を目的に行われました。
初日は、早稲田大学が運営する「Life Redesign College」を訪問しました。同プログラムは、主に50代以上の社会人が人生の後半を見据えて再び学びに向かう、早稲田大学のリカレント教育プログラムであり、高校生たちは実際の現場を視察、講義にも飛び入り参加し、シニア世代の受講生と共にディスカッションや発表を行いました。社会人が再び学びに向かう姿を間近で体験することで、「学びなおし」の意義を肌で感じる貴重な機会となりました。
2日目は、下北沢にある「シモキタカレッジ」を訪問し、高校生から社会人まで約120名が共に暮らす多世代共生型の学生寮を見学しました。各メンバーは同世代の高校生入居者へのインタビューを通じて、多様な価値観やライフスタイルに触れました。
高校生特命副学長・サミットメンバーは、今回の活動を経て、まずは自分たちが「学びたい」と思える場を実現させることが大事であり、そしてそれが多世代に広がり自由に双方向で学び合えるようになれば、学び直したいという学習意欲も醸成され、自然と学びの好循環を生み出していくのではないか、という考えに至りました。
今後も調査とディスカッションを継続、成果発表に向けて取組を継続します。