開学以降、高い内定率を誇る本学では、在学生向けにキャリアディベロップメント講座やキャリアガイダンス、インターンシップなど様々なキャリア支援を行っています。今回は、インターンシップに参加した学生の体験談と、今春から新しく始まった「公務員試験対策講座」についてご紹介します。









岩橋 怜央奈
(APS 2回生、 日本)
 私は、2008年3月3日から14日までの間、東京都霞ヶ関の文部科学省にてインターンシップを体験しました。そこでは芸術家の育成、芸術団体の助成ならびに補助などを行っている文化庁文化部芸術文化課に配属されました。
 期間中は、芸術文化課の主催する事業、プロジェクトや博物館、美術館の視察をし、日ごろは目にすることができない現場を訪れるなど、貴重な経験をしました。
 特に心に残ったのは、子供たちを対象に、舞台芸術を体験してもらうことを目的とした「本物の舞台芸術体験事業」です。私は足立区の小学校へ同行し、実際に子供たちがオペラを鑑賞し純粋な好奇心と感動を表している姿を見て、この事業の意義を見出すことができました。
 今回のインターンシップを通じて、芸術文化の現場と地域社会では相互に理解や、交流を促す機会が求められていることを感じました。また、国民の税金の一部が芸術文化発展のための助成金として使われていることを知り、税金の使われ方についても深く考えるきっかけになりました。
 今後は、この経験を活かし、自分と異なる価値観を持った人々とも積極的にコミュニケーションを図っていきたいと思います。

 





   近年の好景気で民間企業への就職希望者は増加していますが、公務員志望も依然根強く、また採用枠が減少しているということもあり、狭き門となっています。さらに、国家公務員採用I種試験では、現在、試験制度の見直しが行われています。
 このような状況のもと、公務員試験では、幅広い視野と専門的知識・教養はもちろん、問題発見能力、実際の政策立案などの場面で求められる能力、職務を遂行する上でのコミュニケーション能力など様々な分野において総合的な力を備えておくことが求められます。
 APUの公務員試験対策講座は、2008年5月18日から2009年4月18日までの全325コマ(行政コース)からなり、講師による直接指導によって、公務員試験に必要な主要科目を網羅しています。
 講座を担当する講師は、立命館大学のエクステンション講座や専門スクールなど指導経験豊富で、高い評価を受けている講師ばかりです。
 また、学内での模擬試験をはじめ、集団討論や面接指導などの独学が難しい二次試験対策指導や、論作文添削指導、個人相談会など、サポートも充実しています。この他にも、現役の公務員によるキャリアセミナーや各府省庁・地方自治体でのインターンシップも行っています。
 公務員の仕事に関心がある学生は、ぜひ、キャリア・オフィスへ相談してください。


 

 APUでは、この他にも国際機関への就職や公務員を目指す学生をサポートするため、実際にその分野で働く方の話が聞ける「国際分野セミナー」や「公務員セミナー」を開催しています。
 5月16日(金)に開かれた「国際分野セミナー〜国際協力の最前線〜」では、株式会社国際開発ジャーナル社編集長の日下基氏が、国際機関や政府系国際協力機関、開発系コンサルティング企業について、職種ごとに仕事内容や採用状況、求められる能力、資格等について講演されました。また、5月23日(金)は、大分県人事委員会事務局公務員課の安部幸則氏と、本学の卒業生でもある大分県東部振興局総務部の猿渡崇人氏を講師に「公務員セミナー〜大分県庁編〜」が開かれ、国家公務員試験の種類や公務員の仕事内容について説明いただきました。

 今後も、ビジネスの第一線で活躍する方を講師に、業界分析や職業意識とキャリア開発をテーマにした正課科目「キャリアディベロップメント講座」の開講、各界のリーダーを講師に招いての「トップ講演会」を予定しています。






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