2019/03/05

RCAPS特別研究員のキダ博士がRoutledge社から本を出版しました

RCAPS特別研究員であり別府溝部学園短期大学講師のダニ・デイグル・キダ博士は、大分市でのフィールドワークに基づき、日本の政治参加について論じた『Local Political Participation in Japan: A Case Study of Oita(日本における地域政治参加 — 大分市の事例研究)』をイギリスの大手出版社Routledgeより出版しました。キダ博士はRCAPS付属民主化支援研究所のメンバーであり、またAPU大学院の卒業生でもあります。

本書では、地方の政治や政策審議への市民参加を促すうえでの地方自治体の役割、ある県議会議員後援会の調査に見る、一部の市民が政治参加に多大な時間を費やそうとする理由、そして、最近の投票年齢の引き下げとそれに続く高校での主権者教育カリキュラムから、政治参加や政府に対する見方がまずどのように形成されるのかを理解することという、主に3つのテーマが扱われています。

本書の最後では、大分市と国内の他の自治体の比較、および国際比較が行われ、大分の成功から学べることとは何か、そして参加の仕組みにおいてまだ活性化の余地がある部分についての提言が行われています。

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