お知らせ

2015年 11月

2015/11/17

2015年10月27日(火)、石井正純氏をお迎えし、「Corporate Venturing and Open Innovation」と題してRCAPSセミナーを開催いたしました。

【中田行彦APS教授によるレポート】
シリコンバレーから石井正純様をお迎えし、シリコンバレーの現状をお聞きした。講演タイトルは「Corporate Venturing and Open Innovation」で、2015年10月27日(火)12:25からAPUにて英語で講演していただいた。

石井正純様は、日本IBMでシステム開発をされ、その間にスタンフォード大学でコンピュータサイエンスの修士号を取得された。その後、McKinsey & Company社に入社され、経営コンサルティング活動をされた。1985年に、シリコンバレーにAZCA, Inc. を設立され、日本企業の米国進出等のコンサルティング活動をされている。また、2004年からベンチャーキャピタル会社Nonentiにも参画されている。このシリコンバレーでの活動を基に、講演していただいた。

まずシリコンバレーの歴史と現状が紹介された。そしてシリコンバレーのエコシステムとして、大学・研究機関、起業家、ベンチャーキャピタルと、インキューベーター、アクセラレーターから成り立っている。その結果、米国の投資の48%がシリコンバレーで行われ、世界的に著名な企業がシリコンバレーに密集している。つまり、カネと知の集積が、良い循環をもたらしている。

チェスブローは、企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ価値を創造する「オープンイノベーション」を提唱した。この「オープンイノベーション」がシリコンバレーを支えている。イノベーションを起こし続ける鍵は2つある。一つはOpenness(オープンネス)、二つ目は、Tolerance for Failure (失敗に対して寛容)である。日本の企業は、オープンイノベーションの考え方が欠如し、多くの分野でグローバル市場での競争を失った。企業も、積極的に外部の資源を利用する、Corporate Venturingの考え方が重要だ。

なお、石井正純氏は、APUの講演後、大分県の半導体クラスターの会員企業に対して、シリコンバレーからの視点で半導体関連企業の展望について講演された。




石井正純氏





司会:中田行彦APS教授

トピック
セミナー
2015/11/17

2015年10月21日(水)、松崎良太氏(きびだんご株式会社 代表取締役)をお招きし、「From Rakuten to Kibidango: Crowdfunding as Viable Tool for Entrepreneurs(邦題:楽天からきびだんごへ:企業家が実行可能なクラウドファンディング)」という演題で、RCAPSセミナーを開催しました。

【中田行彦APS教授によるセミナーレポート】
まず、最初に、企画された中田行彦教授から「クラウドイノベーション」について紹介された。情報技術(IT)が発達し、「ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)」や「ソーシャルメディア」、資金を調達できる「クラウドファンディング」、人材を調達できる「クラウドソーシング」等が創出された。この「クラウドファンディング」等を活用することにより、不特定多数のクラウドが中心者となってイノベーションを創出・加速でき、「クラウドイノベーション」と名付け提案した。この「クラウドイノベーション」により起業し易くなる。この中の「クラウドファンディング」についての、疑問と活用の実際について、きびだんご(株)松崎良太氏に、答えてもらった。

松崎良太氏の講演タイトルは、「楽天からきびだんごへ:企業家が実行可能なクラウドファンディング(From Rakuten to Kibidango: Crowdfunding as Viable Tool for Entrepreneurs」だ。松崎良太氏は、日本興業銀行で投資銀行業務に携わった後、2000年に楽天を、三木谷浩史社長ら6人で立ち上げられた。楽天グループではM&A等に携わったが、2011年に独立された。素晴らしいアイデアを具体化していく、米国最大のクラウドファンディングKickstarterに共感され、日本のクラウドファンディングであるきびだんご株式会社を、2013年に2月に立ち上げられた。

きびだんごは、現在までに、137のプロジェクトを支援し、1億円の資金を獲得している。決めた期間内に目標金額以上の支援があると成功として支援金が得られる「All or Nothing」の方式を取っている。この成功確率は80%である。成功事例として、カメラバッグの「チクリツシモ(Ciclissimo)」がある。メッセンジャーバッグ型で、すぐにカメラが取り出せる。226人から655万円の資金を得た。他の成功事例に、3Dプリンターで作成した義手等がある。




松崎良太氏





司会:中田行彦APS教授

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