2017/12/26

レポート:APカンファレンス ワークショップ

2017年11月11日(金)、APカンファレンスのプレイベントとしてJONES Thomas Edward 准教授がワークショップを開催しました。
ワークショップは2部構成で、東アジアの山岳自然保護地区についてガバナンス、自然保護、観光のあり方に焦点を当て議論をしました。

【アジア太平洋学部 JONES Thomas Edward准教授のレポート】

APカンファレンス プレイベント ワークショップ
東アジアにおける山岳自然保護地区-ガバナンス・自然保護・観光のあり方-

ワークショップ概要 11月10日(金)
===== 第1部 15:00-17:20 =====
1500-1520 自己紹介&アイスブレーキング
1520-1620 書籍出版プロジェクト概要・目次・章について意見交換
1620-1650 基調講演 小林昭裕 博士「日本の国立公園」 (PPT+Q&A)
1650-1720 基調講演 李介祿 博士「台湾の国立公園」 (PPT + Q&A)
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1720-1750 休憩
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===== 第2部 17:50-19:30 =====
1750-1800 第2部参加者への自己紹介・概要説明
1800-1820 町田玲子 博士「阿蘇くじゅう国定公園」 (PPT+Q&A)
1820-1840 陳碧霞 博士「中国の国立公園」 (PPT + Q&A)
1840-1900 BUI Thanh Huong博士「ベトナムの国立公園」 (PPT + Q&A)
1900-1920 JONES Thomas Edward博士「マレーシアの国立公園」 (PPT + Q&A)

本ワークショップでは、応用・学術両分野における専門家がパネルに集結しました。メンバーはまず、現在進行中の書籍出版プロジェクトの要旨や目次及び考えられる比較研究の基準について議論しました。続いて、小林 昭裕博士(専修大学経済学部教授)が「日本の国立公園」にについて基調講演を行い、それを受けて李 介祿博士(國立東華大學助教)が「台湾の国立公園」について基調講演を行いました。

第2部では、保護地区のガバナンスや保全、ツーリズムを取り巻く現在の管理慣行やチャンス、ジレンマを理解する上で手掛かりとなる、近隣の阿蘇・くじゅう国立公園をはじめ、中国、ベトナム、マレーシアの国立公園の事例が紹介されました。はじめに、町田 怜子博士(東京農業大学地域環境科学部 助教)が「阿蘇国立公園における災害管理の歴史的経験」について講演し、続いて陳碧霞博士(琉球大学農学部 助教)が「中国の国立公園」の新たな制度を紹介しました。その後、APUからBUI Thanh Huong博士(APS准教授)が、Phạm Hồng Long 博士(ベトナム国立大学)との共著である「ベトナムの国立公園と保護地域におけるエコツーリズム開発に対する評価」を代表で発表し、最後にJONES Thomas E.博士(APS准教授)が、「マレーシアの国立公園」の概要を、共著者C. BIDDER博士、R.C.POLUS博士(共にマレーシア工科大学)を代表して発表しました。

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