2012/7/5

笹川秀夫准教授(APU, アジア太平洋学部准教授)のRCAPSセミナー開催

2012年7月4日、笹川秀夫准教授(APU, アジア太平洋学部准教授)をお迎えし、“ADL research presentation: The Establishment of the National Language in 20th Century Cambodia: Debates on Orthography and Coinage” というテーマでRCAPSセミナーを開催しました。

笹川准教授はまず、カンボジアの憲法のほとんどは、総人口の約9割が話すクメール話を公用語として定めていると説明しました。また正書法の確立と近代語彙の形成に関するいくつかの点について詳述しました。

語源と音素スタイルは正書法によって選択されます。 1938年に出版されたクメール語辞書はある語源スタイルを選択するとしたが、20世紀初頭から大きな論争となったということです。仏教の僧侶らがサンスクリット語、パーリ語、古クメール語、タイ語、フランス語に堪能で、元仏教僧で学者のNhok Thaem氏はパーリ語とタイ語に精通していました。彼らの言語能力により、現代クメール語の語彙とタイ語とを区別するようになりました。というのも、初期の"Kampuchea Sauriya"の中では、タイで作られた現代専門用語の多くが法律や行政の分野で使用されたからです。

笹川准教授は、20世紀初頭からインドの古典語、フランス語、タイ語に堪能な仏教僧や元僧侶らが語源スタイルを確立し、パーリ語起源の近代語彙を作ることに成功するなど、言語政策において重要な役割を果たしたと説明しました。またカンボジアの国語はとりわけカンボジアの民族文化を創ったChuon Nat氏の成果に帰着すると結論付けました。

取材:Mr AMO Thompson (APU GSAM)



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