お知らせ

2015/12/18 2015年12月9日(水)、Shin Kwang-Yeong教授(Department of Sociology, Chung-Ang University)
をお迎えし、「Multiple Social Crises in South Korea: A Sociological Analysis」と題してRCAPS
セミナーを開催いたしました。


【児島真爾APS教授によるレポート】

シン教授は、今日の韓国における社会経済的問題について、表や視覚資料を用いて、講演されました。
まず、1997年の金融危機とその後、韓国政府が行った新自由主義的改革について説明しました。韓国
社会で最も重要な変化の一つは、不安定な条件の下で雇用される労働者を増やす労働の臨時雇用化で
した。社会保障が低水準であることを考えると、男女問わず、より多くの労働者が、不安定な雇用と
貧困に苦しんでいます。労働の臨時雇用化に関連して、シン教授は、急速な高齢化、高い自殺率、近
年の離婚率の上昇などによる家族の離散という、韓国社会が直面している3つの危機を突き止めました。
これらの現象は、同時に、不平等な社会の構築につながっています。
講演の後、活発な質疑応答が交わされました。
セミナー参加者らはそれぞれの出身国の状況と、韓国の事例とを比較し、質問しました。韓国の一部
の学生からは、教育の格差に対する懸念の声が上がった一方で、他の韓国の学生からは、ジェンダー
や女性の視点から不平等を問題視する声も聞かれました。


トピック
セミナー
2015/12/17


2015年11月7日(土) ~ 8日(日)、立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)主催で「アジア太平洋カンファレンス2015」を開催しました。

トピック
カンファレンス
2015/11/17

2015年10月27日(火)、石井正純氏をお迎えし、「Corporate Venturing and Open Innovation」と題してRCAPSセミナーを開催いたしました。

【中田行彦APS教授によるレポート】
シリコンバレーから石井正純様をお迎えし、シリコンバレーの現状をお聞きした。講演タイトルは「Corporate Venturing and Open Innovation」で、2015年10月27日(火)12:25からAPUにて英語で講演していただいた。

石井正純様は、日本IBMでシステム開発をされ、その間にスタンフォード大学でコンピュータサイエンスの修士号を取得された。その後、McKinsey & Company社に入社され、経営コンサルティング活動をされた。1985年に、シリコンバレーにAZCA, Inc. を設立され、日本企業の米国進出等のコンサルティング活動をされている。また、2004年からベンチャーキャピタル会社Nonentiにも参画されている。このシリコンバレーでの活動を基に、講演していただいた。

まずシリコンバレーの歴史と現状が紹介された。そしてシリコンバレーのエコシステムとして、大学・研究機関、起業家、ベンチャーキャピタルと、インキューベーター、アクセラレーターから成り立っている。その結果、米国の投資の48%がシリコンバレーで行われ、世界的に著名な企業がシリコンバレーに密集している。つまり、カネと知の集積が、良い循環をもたらしている。

チェスブローは、企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ価値を創造する「オープンイノベーション」を提唱した。この「オープンイノベーション」がシリコンバレーを支えている。イノベーションを起こし続ける鍵は2つある。一つはOpenness(オープンネス)、二つ目は、Tolerance for Failure (失敗に対して寛容)である。日本の企業は、オープンイノベーションの考え方が欠如し、多くの分野でグローバル市場での競争を失った。企業も、積極的に外部の資源を利用する、Corporate Venturingの考え方が重要だ。

なお、石井正純氏は、APUの講演後、大分県の半導体クラスターの会員企業に対して、シリコンバレーからの視点で半導体関連企業の展望について講演された。




石井正純氏





司会:中田行彦APS教授

トピック
セミナー
2015/11/17

2015年10月21日(水)、松崎良太氏(きびだんご株式会社 代表取締役)をお招きし、「From Rakuten to Kibidango: Crowdfunding as Viable Tool for Entrepreneurs(邦題:楽天からきびだんごへ:企業家が実行可能なクラウドファンディング)」という演題で、RCAPSセミナーを開催しました。

【中田行彦APS教授によるセミナーレポート】
まず、最初に、企画された中田行彦教授から「クラウドイノベーション」について紹介された。情報技術(IT)が発達し、「ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)」や「ソーシャルメディア」、資金を調達できる「クラウドファンディング」、人材を調達できる「クラウドソーシング」等が創出された。この「クラウドファンディング」等を活用することにより、不特定多数のクラウドが中心者となってイノベーションを創出・加速でき、「クラウドイノベーション」と名付け提案した。この「クラウドイノベーション」により起業し易くなる。この中の「クラウドファンディング」についての、疑問と活用の実際について、きびだんご(株)松崎良太氏に、答えてもらった。

松崎良太氏の講演タイトルは、「楽天からきびだんごへ:企業家が実行可能なクラウドファンディング(From Rakuten to Kibidango: Crowdfunding as Viable Tool for Entrepreneurs」だ。松崎良太氏は、日本興業銀行で投資銀行業務に携わった後、2000年に楽天を、三木谷浩史社長ら6人で立ち上げられた。楽天グループではM&A等に携わったが、2011年に独立された。素晴らしいアイデアを具体化していく、米国最大のクラウドファンディングKickstarterに共感され、日本のクラウドファンディングであるきびだんご株式会社を、2013年に2月に立ち上げられた。

きびだんごは、現在までに、137のプロジェクトを支援し、1億円の資金を獲得している。決めた期間内に目標金額以上の支援があると成功として支援金が得られる「All or Nothing」の方式を取っている。この成功確率は80%である。成功事例として、カメラバッグの「チクリツシモ(Ciclissimo)」がある。メッセンジャーバッグ型で、すぐにカメラが取り出せる。226人から655万円の資金を得た。他の成功事例に、3Dプリンターで作成した義手等がある。




松崎良太氏





司会:中田行彦APS教授

トピック
セミナー
2015/10/20

2015年11月7~8日、立命館アジア太平洋大学にて第13回アジア太平洋カンファレンス(APカンファレンス)を開催します。今回は“Societal Transformation in Asia Pacific: Charting the Waves of Change”をテーマに掲げ、様々な領域から研究発表が行われます。皆さんのご参加をお待ちしております。

イベント名:
アジア太平洋カンファレンス
テーマ:
“Societal Transformation in Asia Pacific: Charting the Waves of Change”
日時:
2015年11月7日(土)- 8日(日)
場所:
立命館アジア太平洋大学(APU)
申込:
2015年10月30日(金)締切
Web:
http://www.apu.ac.jp/rcaps/page/content0103.html/
連絡先:
apconf@apu.ac.jp (APUリサーチ・オフィス)

◆APカンファレンスとは?
立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)は、アジア太平洋研究のCenter of Excellence を目指し、毎年「アジア太平洋カンファレンス(APカンファレンス)」という国際学術会議を実施しています。

◆RCAPSとは?
1996年7月,立命館学園は立命館アジア太平洋大学の開学に先立ち立命館アジア太平洋研究センター(Ritsumeikan Center for Asia Pacific Studies : RCAPS)を設立しました。センターでは,アジア太平洋研究のCenter of Excellenceをめざして,研究会,プロジェクト研究,共同研究,国際シンポジウムなどを実施し,本学の研究成果の流通を促進するとともに,国内外の研究者,研究機関とのネットワークの強化をめざしています。

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