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Bloomberg Kyushu Code Crunch 2025 報告会を開催
2026年1月26日、立命館アジア太平洋大学(APU)にて「Bloomberg Code Crunch 2025」に関する報告会が開催された。Code Crunchは、ブルームバーグのデータ分析プラットフォーム「BQuant」と金融データを活用し、参加者が一定期間内にアプリやサービスを開発・発表する実践型プログラムである。この度、APUと九州工業大学の学生が合同チームを組んで同プログラムに参加。大分銀行から提示された株式運用部門におけるニュースを活用した定性リスク分析の課題に対し、実務レベルのアプリ開発に取り組んだ。合同チームは、ニュースセンチメントデータを用いて金融市場を予測するタスクにおいて、最先端レベルのアプリを開発し、見事、最優秀賞を受賞。報告会には、ブルームバーグ L.P.日本統括責任者のノーマン・L・トゥエイボーム氏をはじめ、約30名が参加した。
冒頭、ノーマン氏が自身のキャリアを踏まえ、学生に向けて次のように語りかけた。
「私はこれまで、日本を含む世界各地で、銀行や政府機関、サービスプロバイダーと共に仕事をしてきました。不確実性が高まる現代において重要なのは、イノベーションや意思決定力、そしてレジリエンスです。変革は一方的に進めるものではなく、まず相手の声に耳を傾け、現場の課題を理解することから始まります。AIやデジタル技術が急速に進化する今、私が伝えたいメッセージは一つです。“Stay curious. Stay hungry.” 学び続ける姿勢こそが、変化の時代を生き抜き、日本と次世代の未来を切り拓く力になると信じています」
続いて、ブルームバーグの担当者より、「Bloomberg Kyushu Code Crunch」をはじめとした同社の事業について説明が行われた。
「Bloombergは、今回学生の皆さまがアプリ開発に活用されたニュースセンチメントデータやその関連データに加え、株式・債券・為替・コモディティ、経済指標、企業財務データなどを網羅する情報基盤とAIなど最新のテクノロジーを融合し分析やワークフローの改善をサポートするするグローバル企業です。今回の九州での取り組みは、学生と金融機関が協力してアプリを開発するというCode Crunchにとって初の試みであり、地域における人材育成とBQuantデスクトップという最先端のテクノロジーを活用し地域の金融機関の皆さまの課題解決のサポートを目的としています。大分銀行が提示した運用リスクの課題に対し、学生たちはニュースセンチメントデータと機械学習を活用し、市場の変動やトレンドを予測・可視化するアプリを開発されました」
その後、最優秀賞を受賞したプロジェクトメンバーによるアプリの解説が行われた。参加学生からは、「金融やプログラミングの経験がなくても、少しの好奇心から挑戦できた」「通常の大学生活では得られない実践的な学びがあった」といった感想が寄せられた。また、分からないことが多い中でも学び続ける姿勢の重要性を実感し、「できなくて当然」という前提で挑戦し続けることが成長につながったと振り返る声も聞かれた。アドバイザーとして関わった教員からは、専門知識を持つ学生と意欲的な学生が協力することの意義が語られ、今後さらなる価値創出への期待が示された。