
お知らせ
地域課題解決の新たな産学連携プログラム・キックオフイベントを開催!
APUと九州工業大学は、文部科学省が推進する「令和6年度大学教育再生戦略推進費」の「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」の一環として、APU Connection Hubのプログラムの一つである 「.Knots(ドットノッツ)」のキックオフイベントを開催しました。
「.Knots」は、APU、九州工業大学の学生が地域企業と協働し、九州の企業や地域が抱える多様な課題を発見・解決へと導くことを目的とした、APUが運営する産学連携プログラムです。「.Knots」では、地域社会や企業から集まった課題と学生とのマッチングや、取り組んだ課題とその成果の発信、国際的な転用など、異文化理解・ダイバーシティ&インクルージョンなどを強みとするAPUと、科学技術・AIやデータサイエンスなどを強みとする九州工業大学の特色をかけ合わせて、取り組みを進めます。これにより、新たな価値を創出し、社会をより良くするための変革を先導し実現できる人材の育成と、九州から世界へさらなる国際化の実現を目指します。
今回のキックオフイベントは、今後「.Knots」が提供するサービスから得られるアウトプットを擬似体験する場として開催され、地元九州の企業や自治体から約20名、APU・九工大の学生約20名が参加しました。イベント冒頭では、直近の両大学の取り組み紹介、ソーシャルインパクト創出支援事業の概要、今後2大学が協同して目指す姿が、APUの篠田副学長、九工大の水井副学長から説明されました。
その後のワークショップでは、グローバル連携やエネルギー利用の最適化、オーバーツーリズムへの対応など、想定される企業課題に対し、参加者たちが「 Knot」が有するシステム思考のフレームワークを使用して、解決策を検討するワークを行いました。
ワークショップでは闊達な意見交換が行われ、企業・自治体からの参加者からは、システム構築に必要な技術要素を学ぶ事が出来たなど、実際の企業の課題解決に向けた「.Knots」の機能活用に期待する声が寄せられました。
本キックオフイベントを契機に、今後もAPUと九工大は更なる連携を深め、「.Knots」を通じて実際の社会課題解決のプログラム・サービス提供を目指していきます。
企業・自治体からのお問合せは以下APU Connection HubのWebサイトをご覧ください。
https://www.apu.ac.jp/connection-hub/


