教員おすすめ本

山形 辰史先生のおすすめ本

テーマ:障害と社会
こんな夜更けにバナナかよ:筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち
/渡辺一史著
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「明るい自立生活運動」に徹した筋ジストロフィー障害者・鹿野靖明の生涯。専門用語や概念の解説が豊富なので、障害について学ぶ本としても適している。
テーマ:障害と社会

RUNNERS OPAC

わが盲想
/モハメド・オマル・アブディン著
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『わが闘争』ならヒトラー。それをパロディとして「わが妄想」ならぬ「盲想」という造語をタイトルとしている。スーダン人の視覚障害者が日本で日本語を学び、博士号を取得するまでの体験記。

*こちらは大分県立図書館から取り寄せが出来ます。
レファレンスカウンターへお問い合わせください。

テーマ:障害と社会
母よ!殺すな
/横塚晃一著
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1970年に、脳性麻痺の子を実の母親が絞殺したことに対して、世間は子ではなく母親に対して同情した。これに怒った脳性麻痺障害者が青い芝の会を立ち上げて、社会に対して抗議の声を上げる。その始まりとなった文書を集めた本である。1975年に出版された後、立命館大学の故・立岩真也教授の努力で2007年に再刊された。
テーマ:障害と社会
Rain man : a novel
/by Leonore Fleischer ; based on a screenplay by Ronald Bass and Barry Morrow ; and a story by Barry Morroe
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ある兄弟のストーリーである。兄は自閉症で、弟とは幼い時に引き離されていた。弟は兄を「雨男」として記憶していた。
A story of brothers. The elder brother was autistic. His younger brother, who was separated from him in childhood, remembered him as a "rain man".
テーマ:障害と社会

RUNNERS OPAC

Film "Coda", directed by Siân Heder, 2021(邦題:Coda あいのうた)
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CODAとは聴覚障害を持つ親の子どもを指す。CODAの多くは手話を使うことができ、そして聞えるので、親の手話通訳の役割を期待されることが多い。それがしばしばCODAにとってモヤモヤするものであったとしても。
CODA (Child Of Deaf Adult) who can use a sign language fluently, is often asked by deaf parents to mediate with hearing people, even though that is not always comfortable for a CODA.