
立命館アジア太平洋大学
太田 猛 事務局次長 ※着工当時
大分県はスギやヒノキなど全国有数の生産地で、サステイナビリティを冠する学部を開設するために、新しい建物に木材を活用するという「地産地消」のアイデアは自然な流れでした。
木造校舎は「地域の資源循環と価値創造から持続可能な社会を目指す、世界を変える人材を育てる」という学部の目標にとって、まさに生きた教材と位置づけられます。グリーンコモンズでの学びや交流を通して、木造建築がもつ心地よさを体感し、さらに日本や世界における林業の課題や環境問題への関心につなげてもらいたいです。