Hiroshima University SDGs Awareness Survey March 2021 Japanese
調査期間
2021年2月8日―3月8日
調査方法
インターネットアンケート調査 (日本語と英語の2か国語)
周知方法
広島大学学生情報システム「もみじ」、研究科・学部掲示板、教職員の情報システム「いろは」に調査協力依頼を2度掲示しました。
NERPSを通じて、全部局にメールで周知依頼を送付しました。
周知及びアンケート調査については、全て日本語・英語で行いました。
有効回答数は1058です。広島大学全構成員を対象に行いました。
回答者は以下のとおり分類されます。
学生: 学部生・大学院生 (卒業生や非正規生も含みます)
職員: 職員
教員: 研究教育系職員
学部・研究科ごとの内訳 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学生 (Total N =524) | |||||||||||
学部・研究科 | 1 | 2 | 3 | 4 | M1 | M2 | D1 | D2 | D3 | その他1 | Total |
総合科学部 | 24 | 8 | 3 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 43 |
文学部 | 6 | 7 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 19 |
教育学部 | 20 | 15 | 15 | 12 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 65 |
法学部 | 4 | 7 | 7 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 22 |
経済学部 | 7 | 9 | 5 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 |
理学部 | 13 | 13 | 13 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
医学部 | 5 | 3 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 17 |
歯学部 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
薬学部 | 6 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 17 |
工学部 | 12 | 14 | 11 | 12 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
生物生産学部 | 10 | 3 | 6 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 |
情報科学部 | 4 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
総合科学研究科 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 8 |
文学研究科 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 6 |
教育学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 2 | 5 | 1 | 14 |
社会科学研究科 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 | 0 | 9 |
理学研究科 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 5 |
先端物質科学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
医歯薬保健学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 4 |
工学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 | 1 | 1 | 1 | 13 |
生物圏科学研究科 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
国際協力研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 2 | 4 | 3 | 3 | 24 |
法務研究科(法科大学院) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
人間社会科学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 4 | 6 | 1 | 1 | 1 | 31 |
先進理工系科学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 15 |
総合生命科学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 12 | 8 | 2 | 0 | 0 | 30 |
医系科学研究科 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 4 | 1 | 0 | 0 | 12 |
その他 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 |
1
卒業生含む
|
部局ごとの内訳 | |
---|---|
職員 (Total N =262) | |
部局 | 回答者 |
総合戦略室他 | 1 |
教育室 | 21 |
学術・社会連携室 | 39 |
医療政策室 | 3 |
国際室 | 7 |
財務・総務室 | 14 |
運営支援部(東広島地区) | 28 |
運営支援部(東千田地区) | 2 |
運営支援部(霞地区) | 16 |
病院 | 53 |
その他(東広島地区) | 49 |
その他(東千田地区) | 1 |
その他(霞地区 | 28 |
研究科ごとの内訳 | |
---|---|
教員 (Total N =272) | |
研究科 | 回答者 |
総合科学研究科 | 5 |
文学研究科 | 3 |
教育学研究科 | 10 |
社会科学研究科 | 1 |
理学研究科 | 4 |
先端物質科学研究科 | 2 |
医歯薬保健学研究科 | 56 |
工学研究科 | 7 |
国際協力研究科 | 5 |
法務研究科(法科大学院) | 1 |
総合生命科学研究科 | 21 |
人間社会科学研究科 | 28 |
先進理工系科学研究科 | 52 |
医系科学研究科 | 24 |
研究センター | 24 |
その他 | 29 |
全回答者に「このアンケートを行う前、SDGsを知っていましたか」 と聞きました。回答者は以下の選択肢から1つ選択します。
1) 聞いたことがあり、よく知っている。
2) 聞いたことがあるが、意味は知らない。
3) 聞いたことはない。
本報告書では、SDGsの認知度はSDGsを聞いたことがある人の割合と定義しています。つまり、上記の設問で、1)もしくは2)と回答した人の割合です。
SDGs実施に関する社会への期待度を測るために、全回答者に質問しました。次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
1) 自分が住んでいる自治体でも、積極的にSDGsに取り組んで欲しい
2) 自分が勤めている会社・通っている学校でも、積極的にSDGsに取り組んで欲しい
3) 将来、転居するとしたら、SDGsに積極的に取り組んでいる地域に住みたい
4) 将来、就職(転職)するとしたら、SDGsに積極的に取り組んでいる企業・組織で働きたい
スケールは次のとおりです。
1.そう思う
2.どちらかと言えばそう思う
3.どちらとも言えない
4.どちらかと言えばそう思わない
5.そう思わない
以下の図では、右側の棒(回答1.&2.)は前向きな反応を表します。
SDGs実施に関して本人の意欲を測るために、全回答者に質問しました。次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
1) 自分もSDGsに積極的に取り組んでいきたい
スケールは次のとおりです。
1.そう思う
2.どちらかと言えばそう思う
3.どちらとも言えない
4.どちらかと言えばそう思わない
5.そう思わない
さらに、研究教育へのSDGsを取り入れることについて測るために、大学院生と教員に次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
2-a) 今後SDGsを生活に取れ入れていきたい
3-a) 今後SDGsを教育に取れ入れていきたい
4-a) 今後SDGsを研究に取り入れていきたい
2-b) 現在SDGsを生活に取れ入れている
3-b) 現在SDGsを教育に取れ入れている
4-b) 現在SDGsを研究に取り入れている
スケールは次のとおりです。
1.そう思う
2.どちらかと言えばそう思う
3.どちらとも言えない
4.どちらかと言えばそう思わない
5.そう思わない
6.あてはまらない (欠損として処理)
2-a)-4-b)は教育と研究に関する設問であるため、2-a)-4-b)は大学院生のみ回答。
Questions 2-a) to 4-d) aim at teaching and research; staff was asked Question 1) only. 2-a)-4-b)は教育と研究に関する設問であるため、1)のみ回答を求めた。
SDGs達成に向けた学際的アプローチに関する意識を測るために、大学院生と教員に次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
1-a) SDGsを達成するためには、大学教育に学際的なアプローチが必要だ
2-a) SDGsを達成するためには、研究に学際的なアプローチが必要だ
1-b) 教育に学際的なアプローチを取り入れている
2-b) 研究に学際的なアプローチを取り入れている
スケールは次のとおりです。
1. そう思う
2. どちらかと言えばそう思う
3. どちらとも言えない
4. どちらかと言えばそう思わない
5. そう思わない
6. あてはまらない (欠損として処理)
大学院生のみ回答。
SDGs実施におけるパンデミックの影響に関する意識を測るために、次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
スケールは次のとおりです。
1. そう思う
2. どちらかと言えばそう思う
3. どちらとも言えない
4. どちらかと言えばそう思わない
5. そう思わない
6. あてはまらない (欠損として処理)
SDGsの目標について、「関心がある」こと、「すでに取り組んでいる」こと、「自身が今後貢献していきたい」ことを聞きました。
全回答者に次の項目に関して、最大5つまでゴールを選んでもらいました。
関心があるSDGs
すでに取り組んでいるSDGs
自身が今後貢献していきたいSDGs
以下の図の棒に記載されている数字は次のことを表しています。
上: 回答数
下: 全回答者数に対する回答の割合(一人最大5つまで選択しているため、合計しても100%になりません。)
全ての回答者に対して、日本で誰が各SDGに責任を持つべきか、あてはまるものをすべて答えてもらいました。
以下の図の棒に記載されている数字は次のことを表しています。
上: 回答数
下: 全回答者数に対する回答の割合(すべてのステークホルダーを選択しているため、合計しても100%になりません。)
広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS: Network for Education and Research on Peace and Sustainability、ナープス)は、多様なアクターとの連携を土台とした超学際研究「Peace and Sustainability」の推進と、広島大学でのSDGsに関する活動の学内拠点となることを目的として、2018年に設置されました。
学内におけるNERPSの認知度を理解してNERPSの活動を更に発展させるために、全回答者に次の項目で当てはまるものを全て答えてもらいました。
1. ロゴを見たことがある
2. NERPSはFE・SDGsネットワーク拠点(Network for Education and Research on Peace and Sustainability)略であることを知っている
3. 活動内容を知っている
4. 活動に関わっている
5. 今後NERPSの活動に関わりたい
6. 知らない
NERPSウエブサイト: https://nerps.hiroshima-u.ac.jp/
最後に、ご協力いただきました皆さまありがとうございました。本報告書がSDGsの達成に向けた取り組みを検討する際に、参考になれば幸いです。