<p>Hiroshima University SDGs Awareness Survey March 2021 Japanese</p>

1 広島大学SDGs意識調査2021(速報版2022-03-29)

1.1 調査概要


1.1.1 調査手法

調査期間
2021年2月8日―3月8日

調査方法
インターネットアンケート調査 (日本語と英語の2か国語)

周知方法
広島大学学生情報システム「もみじ」、研究科・学部掲示板、教職員の情報システム「いろは」に調査協力依頼を2度掲示しました。
NERPSを通じて、全部局にメールで周知依頼を送付しました。
周知及びアンケート調査については、全て日本語・英語で行いました。


1.1.2 回答者の内訳

有効回答数は1058です。広島大学全構成員を対象に行いました。
回答者は以下のとおり分類されます。

学生: 学部生・大学院生 (卒業生や非正規生も含みます)
職員: 職員
教員: 研究教育系職員

1.1.2.1 学生

学部・研究科ごとの内訳
学生 (Total N =524)
学部・研究科 1 2 3 4 M1 M2 D1 D2 D3 その他1 Total
総合科学部 24 8 3 6 0 0 0 0 1 1 43
文学部 6 7 3 2 0 0 0 1 0 0 19
教育学部 20 15 15 12 0 1 0 1 0 1 65
法学部 4 7 7 4 0 0 0 0 0 0 22
経済学部 7 9 5 2 0 0 0 0 0 0 23
理学部 13 13 13 11 0 0 0 0 0 0 50
医学部 5 3 4 3 0 0 0 0 0 2 17
歯学部 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2
薬学部 6 4 1 2 0 0 0 0 0 4 17
工学部 12 14 11 12 0 1 0 0 0 0 50
生物生産学部 10 3 6 8 0 0 0 0 0 0 27
情報科学部 4 5 1 0 0 0 0 0 0 0 10
総合科学研究科 1 0 0 0 2 2 1 1 1 0 8
文学研究科 0 1 0 0 0 2 1 0 2 0 6
教育学研究科 0 0 0 0 5 1 0 2 5 1 14
社会科学研究科 0 1 0 0 1 3 2 1 1 0 9
理学研究科 0 0 0 1 0 0 0 3 1 0 5
先端物質科学研究科 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
医歯薬保健学研究科 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1 4
工学研究科 0 0 0 0 1 9 0 1 1 1 13
生物圏科学研究科 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2
国際協力研究科 0 0 0 0 3 9 2 4 3 3 24
法務研究科(法科大学院) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
人間社会科学研究科 0 0 0 0 18 4 6 1 1 1 31
先進理工系科学研究科 0 0 0 0 11 1 3 0 0 0 15
総合生命科学研究科 0 0 0 0 8 12 8 2 0 0 30
医系科学研究科 0 0 0 0 3 4 4 1 0 0 12
その他 1 0 0 0 0 1 0 0 0 4 6

1 卒業生含む

1.1.2.2 職員

部局ごとの内訳
職員 (Total N =262)
部局 回答者
総合戦略室他 1
教育室 21
学術・社会連携室 39
医療政策室 3
国際室 7
財務・総務室 14
運営支援部(東広島地区) 28
運営支援部(東千田地区) 2
運営支援部(霞地区) 16
病院 53
その他(東広島地区) 49
その他(東千田地区) 1
その他(霞地区 28

1.1.2.3 教員

研究科ごとの内訳
教員 (Total N =272)
研究科 回答者
総合科学研究科 5
文学研究科 3
教育学研究科 10
社会科学研究科 1
理学研究科 4
先端物質科学研究科 2
医歯薬保健学研究科 56
工学研究科 7
国際協力研究科 5
法務研究科(法科大学院) 1
総合生命科学研究科 21
人間社会科学研究科 28
先進理工系科学研究科 52
医系科学研究科 24
研究センター 24
その他 29

1.2 SDGs認知度

全回答者に「このアンケートを行う前、SDGsを知っていましたか」 と聞きました。回答者は以下の選択肢から1つ選択します。
1) 聞いたことがあり、よく知っている。
2) 聞いたことがあるが、意味は知らない。
3) 聞いたことはない。
本報告書では、SDGsの認知度はSDGsを聞いたことがある人の割合と定義しています。つまり、上記の設問で、1)もしくは2)と回答した人の割合です。  

1.3 SDGs実施に関するコミュニティへの期待度

SDGs実施に関する社会への期待度を測るために、全回答者に質問しました。次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
1) 自分が住んでいる自治体でも、積極的にSDGsに取り組んで欲しい
2) 自分が勤めている会社・通っている学校でも、積極的にSDGsに取り組んで欲しい
3) 将来、転居するとしたら、SDGsに積極的に取り組んでいる地域に住みたい
4) 将来、就職(転職)するとしたら、SDGsに積極的に取り組んでいる企業・組織で働きたい

スケールは次のとおりです。
1.そう思う
2.どちらかと言えばそう思う
3.どちらとも言えない
4.どちらかと言えばそう思わない
5.そう思わない

以下の図では、右側の棒(回答1.&2.)は前向きな反応を表します。

1.3.1 学生

1.3.2 職員

1.3.3 教員

1.4 SDGsの実施

SDGs実施に関して本人の意欲を測るために、全回答者に質問しました。次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
1) 自分もSDGsに積極的に取り組んでいきたい

スケールは次のとおりです。
1.そう思う
2.どちらかと言えばそう思う
3.どちらとも言えない
4.どちらかと言えばそう思わない
5.そう思わない

さらに、研究教育へのSDGsを取り入れることについて測るために、大学院生と教員に次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。
2-a) 今後SDGsを生活に取れ入れていきたい
3-a) 今後SDGsを教育に取れ入れていきたい
4-a) 今後SDGsを研究に取り入れていきたい
2-b) 現在SDGsを生活に取れ入れている
3-b) 現在SDGsを教育に取れ入れている
4-b) 現在SDGsを研究に取り入れている

スケールは次のとおりです。
1.そう思う
2.どちらかと言えばそう思う
3.どちらとも言えない
4.どちらかと言えばそう思わない
5.そう思わない
6.あてはまらない (欠損として処理)

1.4.1 学生

2-a)-4-b)は教育と研究に関する設問であるため、2-a)-4-b)は大学院生のみ回答。

1.4.2 職員

Questions 2-a) to 4-d) aim at teaching and research; staff was asked Question 1) only. 2-a)-4-b)は教育と研究に関する設問であるため、1)のみ回答を求めた。

1.4.3 教員

1.5 SDGs達成に向けた学際的アプローチ

SDGs達成に向けた学際的アプローチに関する意識を測るために、大学院生と教員に次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。

1-a) SDGsを達成するためには、大学教育に学際的なアプローチが必要だ
2-a) SDGsを達成するためには、研究に学際的なアプローチが必要だ
1-b) 教育に学際的なアプローチを取り入れている
2-b) 研究に学際的なアプローチを取り入れている

スケールは次のとおりです。
1. そう思う
2. どちらかと言えばそう思う
3. どちらとも言えない
4. どちらかと言えばそう思わない
5. そう思わない
6. あてはまらない (欠損として処理)

1.5.1 学生

大学院生のみ回答。

1.5.2 教員

1.6 SDGs実施におけるパンデミックの影響

SDGs実施におけるパンデミックの影響に関する意識を測るために、次の文章に対して最も当てはまるものを5段階で答えてもらいました。

  1. 現在のSDGsの枠組みが 大規模な国際リスク(コロナパンデミックなど)を 阻止・軽減する 
  2. 長期的には今回のパンデミックが SDGsの実施を減速させる

スケールは次のとおりです。
1. そう思う
2. どちらかと言えばそう思う
3. どちらとも言えない
4. どちらかと言えばそう思わない
5. そう思わない
6. あてはまらない (欠損として処理)

1.6.1 学生

1.6.2 職員

1.6.3 教員

1.7 各ゴールに関する意識

SDGsの目標について、「関心がある」こと、「すでに取り組んでいる」こと、「自身が今後貢献していきたい」ことを聞きました。
全回答者に次の項目に関して、最大5つまでゴールを選んでもらいました。
関心があるSDGs
すでに取り組んでいるSDGs
自身が今後貢献していきたいSDGs
以下の図の棒に記載されている数字は次のことを表しています。
上: 回答数
下: 全回答者数に対する回答の割合(一人最大5つまで選択しているため、合計しても100%になりません。)

1.7.1 学生

1.7.2 職員

1.7.3 教員

1.8 だれがSDGsに対して責任を持つべきか

全ての回答者に対して、日本で誰が各SDGに責任を持つべきか、あてはまるものをすべて答えてもらいました。
以下の図の棒に記載されている数字は次のことを表しています。
上: 回答数
下: 全回答者数に対する回答の割合(すべてのステークホルダーを選択しているため、合計しても100%になりません。)

1.8.1 学生

1.8.2 職員

1.8.3 教員

1.9 NERPSの認知度

広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS: Network for Education and Research on Peace and Sustainability、ナープス)は、多様なアクターとの連携を土台とした超学際研究「Peace and Sustainability」の推進と、広島大学でのSDGsに関する活動の学内拠点となることを目的として、2018年に設置されました。
学内におけるNERPSの認知度を理解してNERPSの活動を更に発展させるために、全回答者に次の項目で当てはまるものを全て答えてもらいました。
1. ロゴを見たことがある
2. NERPSはFE・SDGsネットワーク拠点(Network for Education and Research on Peace and Sustainability)略であることを知っている
3. 活動内容を知っている
4. 活動に関わっている
5. 今後NERPSの活動に関わりたい
6. 知らない

NERPSウエブサイト: https://nerps.hiroshima-u.ac.jp/

1.9.1 学生

1.9.2 職員

1.9.3 教員



最後に、ご協力いただきました皆さまありがとうございました。本報告書がSDGsの達成に向けた取り組みを検討する際に、参考になれば幸いです。