31カ国・地域から
911名が入学
(2005年4月入学式)


 2005年4月APU入学式がミレニアムホールで開催され、31カ国・地域からの国際学生271名、国内学生640名の計911名がAPUで新たなスタートを切りました。

  式はまずアジア太平洋学部/アジア太平洋研究科、続いてアジア太平洋マネジメント学部/経営管理研究科に分かれて行われ、それぞれ在校生から歓迎の言葉、新入生の抱負が述べられるなどしました。

  APSの新入生代表、鈴木利枝さんは津軽三味線の活動を続けながらアジアを旅した経験を語り、「音楽を通じ、国際的な視野にたって、各国・地域の文化を認め尊重し合い、相互理解へ繋がる橋渡しの活動を行いたい」と述べました。

  また経営管理研究科代表のMAI Viet Anhさんは「私たちは、APUファミリーの一員であることに誇りを持っています。常に迫り来る課題に迅速に対応し、そしてよき未来を勝ち取りましょう」と力強く語りました。

  モンテ カセム学長、長田豊臣総長などからお祝いと激励の言葉も贈られ、入学生たちは、希望にあふれた面持ちで聞き入っていました。

戸田 雄士
(APS,日本)

高校からフランスに渡り、そこで和太鼓を始めました。フランスやイギリスの要人の前で公演したこともあります。
 APUを選んだのは、世界中から人が集まる大学で色々な経験が積めそうだと思ったからです。フランスで3年間過ごし、フランス語にはほとんど不自由しなくなったのですが、国際社会では欠かせない英語の能力をもっと磨きたいと考えるようになったことも志望の理由のひとつです。是非APUで英語に加えて中国語もマスターし、将来は国際社会で実践的に役立つ人材を目指したいと思います。
LEE Ji Eun
(APM,韓国)

姉がAPUの在学生で、APUを強く推薦されたことが入学を決めた理由です。実は他の日本の大学も進学先として考えたことがあったのですが、姉にAPUでは、韓国人はもちろん、日本人やその他世界中から集まった人々と友人になれるなど、他の日本の大学にはない特色があると聞いて、進学を決めました。ここでマネジメントについてしっかりと学び、将来は国際的な銀行で働くのが夢です。APUだからこそ創り上げられる世界中の人とのつながりは、きっと将来も大切な財産になると思っています。
SHINTANI KAWANO
Roxana Beatriz
(GSA, ペルー)

ペルーのラルコ・エレル考古学博物館と日本人移民博物館で長く勤務していたので、もう一度学生になることに興奮しています。APUの英語が基準となった修士課程、特徴ある国際協力政策専攻のプログラム、そして多文化社会は他の日本の大学院とは一線を画していると思います。日本とペルーでもっと効果的な考古学展示を進めていけるために必要な技術と知識を取得するのを楽しみにしています。大分が博物館という点でどういったものを提供しているのか調査してみたいですし、また日系3世として自分のルーツも深く探求したいと思っています。