京都の楽しみ方

京都スイーツ
京都といえば「八橋」というのがお土産の定番ですが、実は何百年の歴史がある和菓子や新進の洋菓子も楽しめる京都。ホームページが無いお店や、お取り寄せできない店、日持ちしない商品を販売している店も多く、京都でしか味わえない、手に入らないという希少性もあります。チャリをレンタルしてお菓子屋さんめぐりも楽しいですよ。京都土産に差をつけてみませんか?お奨めをいくつか紹介しておきます。

松屋常盤(まつやときわ)の「味噌松風」
イメージするならカステラが見た目には近いですが、上の甘い部分は味噌です。本店は、京都御所の南側の路地にありますが、「ここはお店?」というような場所です。昔、織田信長と戦った本願寺の僧兵の糧食だったものが、このお菓子の由来という説もあります。

川端道喜(かわばたどうき)の「道喜粽(どうきちまき)」
創業が1503年と500年以上の歴史がある老舗お菓子司。普通の粽(ちまき)とちがって、中身が葛もちでできてます。

麩嘉(ふうか)の「麩饅頭」
お麩やさんのおまんじゅうで、皮が生麩で中にあんこが入っています。本店は丸太町です。錦市場にもお店があるようですが、せっかくですので趣のある本店に行ってみてはいかがでしょうか。要冷蔵ですし、日持ちもしません。できれば買ってすぐ食べてみてください。

嘯月(しょうげつ)の生和菓子
食べログで1位になり、今ではすっかり有名になってしまった嘯月さん。完全予約制で前日までに電話で予約します。初めての人は電話して「おまかせ」でお願いするといいと思います。来店予定時間も伝えてください。

鍵善良房(かぎぜんよしふさ)の「くずきり」
あまりにも有名ですね。ぜひ本店で、冷えた「くずきり」を食べてみてください。きな粉系の人は、わらび餅も絶品ですよ。

ぎおん徳屋の「わらびもち」
きな粉系で、わらびもちです。場所も祇園で趣があります。舞子さんに会えるとラッキーですね。

一和(いちわ)の「あぶり餅」
正式には一文字屋和輔で一和さん。こちらもきな粉系ですが、きな粉をまぶしたお餅を炭火で焼いたものです。今宮神社の名物ですね。

老松(おいまつ)の「夏柑糖」
北野天満宮のそばにある老松さんの夏柑糖。季節もので4月から頂けます。イメージするならオレンジゼリーですが、寒天でできてます。

亀屋清永(かめやきよなが)の「清浄歓喜団」
奈良時代に遣唐使によって伝えられた唐菓子だそうです。もう、歴史の授業で出てくる言葉ばかりで、さすが京都の老舗という感じです。

笹屋伊織(ささやいおり)の「どらやき」
毎月20、21、22日しか手に入らない「どらやき」。皆さんのイメージするどらやきとは随分見た目は違うと思います。この期間は、毎月21日に近くの東寺で開かれる弘法市に合わせて作られています。出店などで賑わいますので弘法市とセットで行ってみてはどうでしょう。

鶴屋吉信(つるやよしのぶ)の「ゆず餅」
堀川今出川の本店では、目の前で職人さんが作ってくれる和菓子を頂けます。和菓子つくり体験とかもやっているようです。

俵屋吉富(たわらやよしとみ)の「まいこちゃんボンボン」
同志社大学の北側の烏丸通り沿いにあるお菓子屋さんで、京都にいる頃はお土産や贈答用に、ここの「雲龍」を良く使わせていただきました。最近は、「京まいこちゃんボンボン」で有名ですね。

出町ふたばの「まめ餅」
京都の和菓子屋さんは店構えも立派でちょっと敷居が高い感じですが、ここは庶民派の代表格みたいな感じで、昭和な感じの店の佇まいです。ここの「まめ餅」ファンは本当に多いですね。チャリに乗りながら学校帰りに一個頬張るみたいな感じです。

都路里(つじり)の「抹茶パフェ」
抹茶スイーツの先駆け的なお店。昔、セブンイレブンで都路里の抹茶アイスバーが売ってましたけど。ぜひ、祇園本店で抹茶パフェ食べてみてください。

パパジョーンズの「NYチーズケーキ」
超濃厚なチーズケーキ。本店は同志社大学の北側の上立売通り沿いにあります。私がいたころは、この本店しかありませんでしたが、今は支店も増えているみたいですし、お取り寄せもできるみたいですね。

マールブランシュの「モンブラン」
市内北部の北山本店に是非行ってみてください。どのケーキも見た目もきれいですしおいしいですが、やはりモンブランでしょう。20年前に生まれて初めてこれを食べた時は、衝撃でしたね。今ではこれに似たタイプのモンブランも他の店で見るようにはなりましたけど。