学内学生向け (Message) 

 近年、東アジア地域における国際物流の実態も大きく変わってきた。具体的には、船社におけるアジア域内航路への参入拡大、大型コンテナ船 の導入、グローバル・アライアンスの結成などによる業界再編が挙げられる。                                                         

   また、東アジア地域における日系メーカーの生産拠点と部品調達地との間を迅速・正確に連繋し、同地域の欧米向け輸出を促進するための貨物(製品)の「混載サービス」や「三国間輸送サービス」が求められており、アジア域内での海上混載ニーズが一気に高まった。そこで日系大手メーカー系、輸送業者系、船社系および総合商社系国際複合一貫輸送業者                              (Non Vessel Operating Common Carrier;NVOCC)によるサード・パーティ・ロジスティクス(Third Party Logistic3PL)が重要な役割を果たしている

  21世紀に向けて、東アジアの国際物流はさらに伸びていくと思われる。こうした新しい動きに対応できる人材がますます求められるようになります。国際物流の世界で必須である外国語 (英語、日本語、中国語、ロシア語、韓国語、ベトナム語、スペーン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語など)の能力(3カ国語以上)を含め、実践的な力を伸ばすことのできるAPU学生諸君に期待しています。


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