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2017/02/15

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カルチャーワゴンキャンプ

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カルチャーワゴンキャンプ

2016年4月、熊本県は大地震に襲われ、県全体が深刻な被害を受けましたが、中でも最もひどかったのが益城町でした。11月12日(土)に、APUはその益城町にある広安西小学校で毎年恒例のカルチャーワゴンキャンプを実施し、世界のさまざまなパフォーマンスや文化ブースを通じて、多文化の風を吹かせました。

2011年に初めて行われたカルチャーワゴンキャンプは、年に一度、APUの学生団体が合同で、各地のコミュニティと異文化交流活動をするというものです。この6年で6つの町へ行きました。豊後大野市、大分市、日田市、北九州市、宗像市、そして今年は益城町へ出向きました。わくわくするようなパフォーマンスや、バラエティに富んだ交流活動を通して、APU学生は、それぞれの文化のすばらしさを地域コミュニティに広げたいと願っています。2016年は、APU学生たちが熊本の復興のために力を合わせ、貴重な学びを得ることができればという願いから、スチューデント・オフィスは、カルチャーワゴンキャンプを熊本県益城町で開催することを決めました。

エイサー団いちゃりば、荒馬緒、華芸、オセアニア学生協会、テコンドー、APUIna、別府北ローターアクトクラブ、スリランカ学生協会などから約80人のAPU学生と職員が益城町の広安西小学校に向かいました。多くのクラブやサークルから選ばれた団体は、本番でのパフォーマンスの前に、練習やミーティングを重ねました。まず、10月29日(土)に学生たちは益城町と西原村で農作業のボランティアを体験しました。これは熊本の現状を理解し、住民の人たちにどんな種類のパフォーマンスを見せたら良いか検討するためです。そして、繰り返し熱のこもった練習をしてから、広安西小学校での本番を迎えました。学生達は日本の伝統的な舞踊から韓国の武術、中国の龍の舞、そして優雅なオセアニアの踊りに至るまで、それぞれの特徴を生かした、最高のステージパフォーマンスを見せることができました。また、10月に天空祭特別企画として行った「熊本こどもキャンプ」を企画した別府北ローターアクトクラブは、いろいろな国の特徴を題材にしたクイズを企画し、スリランカの学生たちは、祖国の伝統的なおいしいスリランカカレーをふるまいました。さらに、伝統的なゲームや民族衣装を体験できるブースも出しました。校舎の外も大勢の人でにぎわい、地域の漁師さんが焼き魚とご飯を振舞ってくれたり、スリランカカレーを食べたりと楽みました。学生たちはみなそれぞれ、この日のために準備をし、住民のみなさんに笑顔あふれる、幸せですばらしい一時を過ごしてもらえるようにと、ベストを尽くしました。


私は学生広報スタッフとして初めてカルチャーワゴンキャンプに参加したのですが、今回熊本県を訪れることができ、とても嬉しかったです。じつは私はこれまで3回熊本に行ったことがあります。最初は地震の前で2回目は地震の後なので、被害がどれほどひどかったか、自分の目で見て知っていました。それでも、ほんとうに驚いたのは、壊滅的な被害を受けたのにも関わらず、熊本の人たちが笑顔で幸せに生活を続けていることでした。学校の廊下には学生や人々からの激励の手紙、くまモンを描いたすばらしい絵、たくさんの千羽鶴などがいっぱいに飾られていました。これらは静かな生活が戻りますようにという祈り、生きていられることへの感謝、亡くなった人へのお別れの言葉などを伝えるものです。パフォーマンスのあいだ、

人々は流れる音楽と踊りの動きに浸っていました。また、それぞれのパフォーマンスのあとには、APU学生の指導で伝統のダンスを自ら踊って楽しむ人もいました。4時間にわたって、会場はAPUの学生と地元の人たちの大きな拍手や、絶え間ない笑い声や明るい笑顔で満たされました。

別府に戻った私は、以前より感謝の気持ちが強くなりました。あの地震では別府も被害を受けましたが、熊本ほどひどくはありませんでした。私は自分がこの生活を続けることができ、社会に奉仕できることを有り難く感じています。熊本のすべてのみなさまの幸せと地震の収束を、心からお祈りしています。

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APU学生広報スタッフ - Student Press Assistant (SPA)
TRAN Thi Viet Hai (ベトナム)