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2017/02/15

音楽との運命

2017/01/26

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2016/12/09

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2016/11/25

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2016/11/24

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2016/3/7

「相撲の稽古のどれもが貴重な体験」 萱嶋訓史さん(アジア太平洋学部4回生、日本)にインタビュー

相撲は日本で最も古い国技の1つとして、日本の伝統文化の中心に据えられてきました。相撲はその昔、その年の農作物の収穫を占う祭の儀式として行われ、その後身分の高い人々のためだけに開催される宮廷行事になり、それから万人が楽しめる現在の大相撲へと、様々な形を取りながら進化してきました。このように相撲は、現代に生きる日本の伝統文化であり、日本人の精神性を色濃く反映したスポーツと文化の融合であると言えます。日本の大学でありながら国際的な環境を持つAPUの学生たちが、この日本文化を世界に広めようと相撲部を立ち上げました。

APU相撲部の創設者で部長の萱嶋訓史さん(アジア太平洋学部4回生、日本)が、自身の最終セメスターに、創部時の思い出を話してくれました。大の相撲好きの萱島さんは、APU学生、特に国際学生に相撲を学んでもらいながら一緒に楽しく相撲を取ろうという目的で、1年前にAPU相撲部を創設しました。



普通の人にとって相撲取りと言えば、巨漢というイメージが強いでしょう。萱嶋さんは、こうしたイメージがあるために、多くの人が相撲は体の大きな男性だけが するものだと思ってしまい、相撲を取ることに興味を示さなくなると指摘します。そして、こうしたイメージが作られるのは、メディアで取り上げられる有名な大相撲力 士たちが、近年台頭する大柄な外国人力士たちと戦うために体を大きくすることを強いられているからだと言います。しかし実際の相撲や大学相撲は体格、性別に関係なく誰にでも開かれたものであるということを、萱嶋さんは人々に伝え、相撲の面白さに気づいてもらいたいと考えています。

APU相撲部で相撲を指導している別府市相撲連盟副会長の末宗公明さんもインタビューに参加し、相撲の哲学を少し教えてくださいました。相撲は、他の日本文化全般と同様に敬意を非常に重んじます。相撲の対戦では勝つことがすべてではありません。力士は対戦相手に敬意を払うことが習慣となっています。勝負に勝った力士は相手に敬意を示すため喜びを表に出してはいけません。実際、相撲で最も大切なことは努力です。末宗さんは、力士になるための大切な第一歩は稽古に最大限の努力を注ぐ意欲だと言います。



昨年、APU相撲部は2つの大会で2つの名誉ある賞を獲得しました。2015年7月26日に行われた西日本学生相撲個人体重別選手権大会の75キロ未満級でAPU相撲部の副部長、染原宏紀さん(国際経営学部4回生、日本)が準優勝しました。また、2015年11月7日の全国学生相撲選手権大会では、Cクラスの団体戦で3位を獲得しました。萱嶋さんと染原さんの他、波多野健太郎さん(アジア太平洋学部4回生、日本)、朝日健さん(アジア太平洋学部4回生、日本)、松永哲磨さん(国際経営学部3回生、日本)、福岡尚助さん(国際経営学部3回生、日本)、松永智さん(アジア太平洋学部4回生、日本)の5人の部員が参加しました。これらの功績は本人にとってもAPUにとっても輝かしい栄誉です。萱嶋さんを始め部員たちは、これらの功績によりAPUで相撲部に関心を持つ人が増えることを願っています。



APU相撲部では最近、新入部員の勧誘を積極的に行っています。また、あちこちの相撲道場や高校・大学の相撲部を頻繁に訪れ、一緒に相撲を取ったり相撲に関する知識を交換したりしています。萱嶋さんは相撲部を立ち上げた当時のことを振り返り、昨年まで創部しなかったことを悔やんでいると話します。短い期間だったとは言え、相撲部で得た1つ1つの思い出を大切にしているそうです。さらに萱嶋さんは、特に大会の準備やトレーニング、対戦そのものを通して行う相撲の稽古はどれも貴重な体験だと語ります。

萱嶋さんは今年の3月にAPUを卒業しますが、その後も埼玉で仕事をしながら相撲の稽古を続けたいと考えています。将来、相撲の先生になることを目指し、これまで以上に稽古に励み相撲の技能を高めたいと言います。また卒業後もAPUを時々訪れ、相撲部の後輩たちと共に稽古できることを望んでいます。さらに、色々な人に働きかけ、日本の伝統文化が凝縮された相撲に挑戦し、本当の相撲体験を味わってもらいたいとも考えています。

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APU学生広報スタッフ - Student Press Assistant (SPA)
IZZA Hafiz Hilmi I. (インドネシア)