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2017/02/15

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キリマンジャロ登頂記録 横瀬拓哉さん(アジア太平洋学部3回生、日本)

今回は、昨年の夏休みにキリマンジャロ登頂に成功した横瀬拓哉さん(アジア太平洋学部3回生、日本)にインタビューをしました。元々バックパッカーで、リュックや湯沸かし器、テントなど登山と共通する道具を持っていたという横瀬さん。APU入学後、サークル探しをしていた際に見つけたのが「ワンダーフォーゲル」だったとのこと。活動が土日に限られているところが決め手となり入部し、これまでに鶴見岳や南アルプスなど日本の様々な山を登ってきた横瀬さんは、どうして海外登山を決めたのでしょうか。


なぜ今回の登山を決意したのか~登山準備での苦労

元々は夏休みに先輩と二人で海外の山に登る予定でしたが、先輩の就活の関係で都合がつかず中止を余儀なくされたそうです。しかし、この事に「不完全燃焼」を感じた横瀬さんは、一人でも登山できる山の中で一番高く、日本には無い標高5,800mというキリマンジャロに挑戦する事に決めました。キリマンジャロがアフリカにあるということもあり、スチューデント・オフィスや両親から何度も反対されましたが、海外での保険や登山の保険、登山ガイド、宿泊地などを事細かく書いた計画書をスチューデント・オフィスに提出し、何度も調整を重ね準備をしたそうです。



登山中の体験・苦労など

登山は5泊6日の日程で行なわれ、ガイドとポーター(普段は使わない荷物を運ぶ人)、コックなど計6人でパーティーを作り登山をしました。登山中一番大変だったのが高度との戦いで、高度適応に苦労したそうです。その他にも山の上は太陽に近いため、2日目に唇が剥け、おでこや頬、後ろ首が日焼けでただれたり、高山病や不眠症、食欲不全などに陥ったりと体調管理も大変だったと横瀬さんは言います。特に3日目は、頭に輪ゴム100本を締め付けたような痛みを感じ、山頂アタック時には嘔吐もしたそうです。そして、登山の最中は、汗はかかないけど水分は失われていく為、一日に水を3~5リットル摂取したと語りました。



山頂に着いたとき、下山後の気持ち

アタック開始から登頂までに掛かった時間は14時間で、山頂では道中のつらさを思い出し「さっさと帰りたい」という気分だったそうです。しかし、準備を始めてからこれまでの道のりの苦労を思い出し「ここまで来られてよかった」と、安心感を得られたとも語りました。また、達成感を感じたのは下山後のホテルまでの道のりで、「山頂はあくまで通過点。無事に帰ることができてこそ登山です」と真剣な眼差しで話してくださいました。



自分の中での変化

「登山とは直接関係ない」と前置きをした横瀬さんですが、今回初めて途上国を訪れ、 登山スタッフへ支払う日給の安さに、日本とタンザニアの貧富の差を肌身をもって感じ、驚きを隠せなかったそうです。APUの授業では触れられない実際の貧困環境へ遭遇したことは、横瀬さんに大きな意識変化をもたらしました。また「よく「登山はスポーツ」という人もいますが、私は登山をスポーツではなく、自己満足にとどまってしまうものだとも考えます」と語りました。


APU生へのメッセージ

「私は登山を勧めることはここではしませんが、大学生活で今しか出来ないことをよく考えて実行してもらいたいと思います。海外で長期滞在できるのは今しかありません。その長期滞在での経験は、絶対に後の人生に活きてくると私は考えます。また、日本でバイトすることによって稼ぐことのできるお金の価値に気づいてほしいと思います。自分の欲しいものを買うことも良いですが、ぜひ、自分へ投資してもらいたいです。その中で、一生話題に出来るような有意義な海外経験をしてもらえると良いと思います」と、このインタビューを締めくくりました。

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APU学生広報スタッフ - Student Press Assistant (SPA)
市橋 正成(日本)